動画コーデックは「MPEG4 MVC」

PS3でも3D再生可能 −「Blu-ray 3D」規格がついに確定

Phile-web編集部
2009年12月17日
Blu-ray Disc Association(BDA)は、Blu-ray Discの3D規格「Blu-ray 3D」の最終仕様が確定したと発表した。

パナソニックがIFA2009に出展していた3D対応BDプレーヤーの試作機

最大の注目点は、「Blu-ray 3D」の仕様が、PlayStation3でも再生することができるように設計されているという点。詳細は明らかではないが、システムソフトのアップデートで対応することになるだろう。すべてのPlayStation3が対応するのか、今年秋に発売した新型モデルのみが対応するのかは不明。

なお、旧モデルを含めたすべてのPS3が3Dゲームに対応することは、同社の経営方針説明会でも発表されていた。PS3のBlu-ray 3D対応が実現すれば、Blu-ray 3Dソフトも3Dゲームソフトも、どちらも3Dで楽しめることになる。

「Blu-ray 3D」では左目用と右目用の映像を別々に収録し、解像度はそれぞれ最高1080pで収録可能。また、規格に対応したテレビであれば、液晶やプラズマなど、あらゆるパネルデバイスで3D映像を表示することができる。

「Blu-ray 3D」での3D映像は、AVCの拡張規格であるMultiview Video Coding(MVC)コーデックで収録される。MPEG4-MVCでは、左目用と右目用の映像を、これまでの2D映像の50%増程度のデータ量で収録することが可能。また下位互換性も備えており、3D対応ソフトを、既存の2D対応のBDプレーヤーを使って、1080pで再生することもできる。もちろん、3D対応のBDプレーヤーで、これまでのBDソフトを再生することも可能。

また「Blu-ray 3D」規格では、ナビゲーション用のインターフェースにも3D映像を使用することができ、メニューや字幕などを3Dで表示することも可能という。

より詳細な仕様は今後明らかにされる予定で、技術情報についても、メーカーやコンテンツプロバイダーに順次提供される。

3D対応のテレビやBlu-ray Discプレーヤーは、パナソニックやソニーが2010年に製品化することをすでに発表している。

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