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9つのユニットと6つのアンプを搭載

マランツ、B&W初のフロントサラウンドシステム「Panorama」を発売

公開日 2009/11/06 17:25 Phile-web編集部
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マランツ コンシューマー マーケティングは、B&Wのフロントサラウンドシステム「Panorama」を11月下旬に発売する。販売は百貨店やインテリア/ファニチャー系販売店で行われる。価格は240,000円(税込)。

B&W「Panorama」

本機の設置イメージ

今年1月のInternational CESで発表したフロントサラウンドシステム(関連ニュース)。薄型テレビの下に設置して使用する、いわゆる“サウンドバー”タイプの製品だ。37V型以上の薄型テレビ向けに最適化されており、壁掛け用にブラケットも付属している。本体外形寸法は1,090W×186H×130Dmm(脚部除く)。質量は14.1kg。

搭載しているユニットは90mmウーファー×2、75mmミッドレンジ×2、75mmサラウンドチャンネル×4、25mmメタルドームトゥイーター×1。計9個のユニットが搭載されていることになる。このうち、センタースピーカー部には5基のユニットが用いられており、ウーファー×2、ミッドレンジ×2、トゥイーター×1で構成される。これは、映画のサラウンドの音の大部分がセンタースピーカーから出力されていることによるものという。なお、トゥイーターはNautilusチューブ・ローデッド方式が用いられており、バスレフポートは同社スピーカーでおなじみのフローポートが採用されている。

すべてのユニットは固有のエンクロージャーに格納し、音の濁りを排除。アンプはサブウーファー用に50Wのものを1台、センター/サラウンド用に25Wのものを5台、計6台のクラスDアンプを搭載している。総出力は175Wとなる。

デコードできるデジタル音声はドルビーデジタル/ドルビープロロジックII/DTS/AAC(MPEG2)。HDオーディオのデコードには対応しない。

そのほか、入力端子には光デジタル×2、同軸デジタル×1、アナログRCA×2を装備。3.5mmミニジャックのRS232サービス端子も備える。またサブウーファー出力も装備しており、PV1などのサブウーファーと組み合わせることで、さらに低音再生能力を高めることができる。

接続端子部

B&Wではその再生音について、「サラウンド再生を充実させただけでなく、非常にすばらしいステレオスピーカーでもある」と説明。iPodやCDなどの音源を聴く際にもその能力を発揮できるとしている。

【問い合わせ先】
(株)マランツ コンシューマー マーケティング
お客様ご相談センター
TEL/03-3719-3481

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルフロントサラウンドシステム
  • ブランドB&W
  • 型番Panorama
  • 発売日2009年11月下旬
  • 価格¥240,000(税込)
【SPEC】●形式:一体型AVサラウンドシステム ●使用ユニット:90mmウーファー×2、75mmミッドレンジ×2、75mmサラウンドチャンネル×4、25mmメタルドームトゥイーター×1 ●デコード対応デジタル音声:ドルビーデジタル/ドルビープロロジックII/DTS/AAC(MPEG2)●周波数帯域:36Hz〜50kHz(-6dB) ●入力端子:光デジタル×2、同軸デジタル×1、アナログRCA×2、3.5mmミニジャック RS232サービス端子1 ●出力端子:サブウーファー出力 ●外形寸法:1,090W×186H×130Dmm(脚部除く) ●質量:14.1kg