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IFA2009レポート

オンキヨー、AVメインアンプ「PA-MC5500」を世界初披露

2009/09/05 Phile-web編集部・小澤
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オンキヨー(株)のブースでは、先日発表したフラグシップAVアンプ「TX-NA5007」と「TX-NA1007」(関連ニュース)を筆頭に展示が行われている。

オンキヨーのブース

ブース入り口には先日発表したフラグシップAVアンプ「TX-NA5007」とBDプレーヤー「BD-SP807」(来春発売、1,000ユーロ)、そしてAVメインアンプ「PA-MC5500」が、同社フラグシップAVシステムとして展示されていた。

フラグシップAVアンプ「TX-NA5007」

BDプレーヤー「BD-SP807」

AVメインアンプ「PA-MC5500」は今回が全世界的に初の披露となる。同社のAVアンプに搭載されたアナログアンプを採用した9chアンプで、仕様などの詳細はまだ決まっていない。発売は来春を予定しており、価格は2,000ユーロとなる見込み。なお日本での発売は予定されていないという。

AVメインアンプ「PA-MC5500」

そのほか展示されたAVアンプTX-NA1007/807は「Compatible with Windows 7」認証を取得しいち早くwindows7に対応しており、PC側からの操作が可能。また欧州のみの機能として、オンライン・ミュージックカタログ“Last.fm”に対応。同サイトで見つけたお気に入りの楽曲を、AVアンプを使い本格的なシステムで楽しむことができる。

また両機とも、フロントハイスピーカーを加えた「ドルビープロロジックIIz」に対応。さらにフロントワイドスピーカーとフロントハイスピーカーを加える「Audyssey Dynamic Surround Explansion」(Audyssey DSX)にも新たに対応し、立体的な空間表現力を高めた。両機とも9chパワーアンプと11台分のスピーカー端子を装備しているため、リスニングモードを切り替えによってフロントハイまたはフロントワイドのスピーカーを選択し、7.1chまたは9.1ch再生が行える。

ブースにはオーディオ製品も展示。iPodのデジタル伝送に対応するトランスポート「ND-S1」を、同社フラグシップモデル直系のピュアオーディオシステム「A-5Vl」「C-S5VL」とつないで訴求していた。これは「ND-S1を使ってiPodも本格的なオーディオシステムとして使ってほしい」という考えからのことだという。

iPodデジタルトラポ「ND-S1」をピュアオーディオ機につないで訴求

欧州ではオンキヨーと言えばAVアンプメーカーというイメージがとても強いのだそう。同社説明員は「オーディオコンポーネントも製作しているという認知度の向上を図るのが今後の課題」と語った。

ブースには既に発売中のオーディオコンポなども展示

AVアンプとスピーカーのパッケージの姿も

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