HOME > ニュース > ソニー、「CREAS 2」搭載&8倍フルHD録画対応のBDレコーダー4機種を発売

スカパー!HD録画にも対応

ソニー、「CREAS 2」搭載&8倍フルHD録画対応のBDレコーダー4機種を発売

公開日 2009/08/26 11:30 Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

●スカパー!HD 連動録画に対応

またRX100とRX50の2機種は、「スカパー!HD」連動録画が可能。スカパー!HDチューナーとレコーダーをLANで接続するか、クロスケーブルで直接つないで、スカパー!HDチューナーのEPGから録画予約を行うと、LANを通じて予約情報が転送され、録画が実行される。録画中の追いかけ再生も可能なほか、録画した番組をBDディスクにダビングしたり、おでかけ転送をすることもできる。

スカパー!HD 連動録画にも対応する

なおスカパー!HDは2009年10月1日にチャンネル数を大幅に増強し、HDは70チャンネルになる。視聴には通常のスカパー!サービスと同様、124/128度アンテナと専用チューナーが必要となる。なおBSデジタルと同じ110度アンテナで視聴できる「e2 by スカパー!」の場合、地上・BS・110度CSデジタルチューナー内蔵テレビであれば外付けチューナーは不要だが、現在のところHD放送は7チャンネルにとどまっている。

■携帯電話へのデジタル放送転送が可能に

ネット機能では、全機種がアクトビラのサービスにフル対応。「アクトビラ ビデオ・フル」はもちろん、「アクトビラ ビデオ・ダウンロード」にも対応している。

さらにRX100とRX50の2機種はデジタル放送やアクトビラなどデジタルコンテンツの「おでかけ転送」が可能。従来機種でも対応していた、PSPやビデオ対応ウォークマンへの転送はもちろん、新たに今後発売予定のNTTドコモ/auの携帯電話や今後発売予定のカーナビ「nav-u」に、デジタル放送の番組転送が行えるようになる。

デジタル放送を携帯電話におでかけ転送することが可能になった

RX100/RX50はカメラ取り込みと番組おでかけのダイレクトボタンを本体前面に装備する

またRX100とRX50の2機種はDLNA機能「ソニールームリンク」にも対応。サーバーとして、録画した番組やカメラから取り込んだ映像などをDLNA対応機器に配信することができる。

●BD-JAVAでビデオカメラ/デジカメとの連携がより高機能に

ビデオカメラやデジタルカメラとの連携では、RX100がi.Linkを搭載してHDV/DV入力に対応しているほか、全機種がUSB端子を搭載。RX100は前面と背面に計2端子のUSB端子を備えている。これらの端子でビデオカメラやデジカメを接続すれば、ワンタッチボタンでレコーダーに撮影データを取り込むことができる。さらにRX100は、マルチメモリーカードスロットを今回の新機種で唯一搭載している。

RX100のフロントハーフパネルを開けたところ。メモリーカードスロットやi.Link端子、USB端子などを備える

RX100の背面端子部

取り込んだデータをBDディスクにダビングする際のアプリとして、「思い出ディスクダビング」を新たに搭載した。BD-JAVAを使用したリッチなインターフェースのBDがかんたんに作成できるアプリで、写真や動画、x-Pict Story HDなどをまとめてディスクにダビングできる。

ビデオカメラやデジカメで撮影したデータを手軽にBD化できる「思い出ディスクダビング」

また「思い出ディスクダビング」では、コンテンツを撮影した日時ごとにカレンダー形式で表示する「カレンダービュー」モードも選べる。さらに思い出ディスクダビングでは追記も可能なので、大量の写真や動画を1枚のディスクに収めることが容易に行える。

思い出ディスクダビングでは「カレンダービュー」を用意

「カレンダービュー」により時系列で写真や映像を閲覧できる

●「らくらくスタートメニュー」を新設、リモコンも新設計

操作性の面でも様々な改善が図られた。これまでのXMB(クロスメディアバー)に加え、初心者でもかんたんに操作できる「らくらくスタートメニュー」を新設。「再生」「予約」「視聴」「ダビング」の基本操作を大きなアイコンで表示し、選択して階層を辿ることで操作を行える。

初心者に配慮し「らくらくスタートメニュー」を新搭載

「らくらくスタートメニュー」のトップ画面


「らくらくスタートメニュー」で「タイトルを再生する」を選んだところ

同じく「ダビングする」を選んだところ。ここでVHSからのダビングも選択できる

またリモコンも新開発のものを同梱。カーソルボタンの下に「らくらくスタートメニュー」ダイレクトボタンを配置し、初心者に配慮した。さらに全機種がアクトビラに対応しているため、アクトビラ起動のダイレクトボタンも新設。

使い勝手を高めた新リモコンを同梱

EPGの情報から自動的に注目番組を抽出して雑誌の目次風に表示する「X-みどころマガジン」についても、「機能自体は好評をいただいているがお気づきにならない方もいる。使い始めると非常に便利なので、今回ダイレクトボタンを設けた」(ソニーマーケティング担当者)という。さらにボタンの文字を大きく、見やすい配色に変更したほか、細かなところでは黄色ボタンの下に「フォルダ整理」という文字をプリントし、かんたんにフォルダ整理を行えることを表現した。

新しいリモコン。アクトビラへのダイレクトボタンも新設された

リモコン下部のスライドを開けたところ

なお前述のように、新機種はVHSデッキからの買い換えニーズも強く意識している。このためVHSテープをダビングする際の方法をガイドする「カンタンVHSダビング」を搭載した。メニューを選ぶと、どの端子にどうやって接続するかなどをわかりやすく解説し、ダビングをスタートする際には入力を自動で切り替える。「VHS資産のダビングを簡便に行うにはVHSデッキ一体型などの選択肢もあるが、いったんダビングしてしまえばVHSデッキは不要になる。このため、ダビングをより簡便に行うガイドメニューを新設するという方法を選んだ」(担当者)という。

「カンタンVHSダビング」の操作画面。背景でVHSの画面を確認しながら操作することができる

また新機種では消費電力も低減。BDZ-RS10は、業界最少の年間消費電力量(37.2kWh/年)を達成した。また、一定時間操作しなかった場合に自動で電源をオフする自動電源オフ機能も搭載している。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
買い物相談窓口
TEL/0120-777-886

前へ 1 2

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

製品スペックやデータを見る
  • ジャンルHDD+BD+DVDレコーダー
  • ブランドSONY
  • 型番BDZ-RX100
  • 発売日2009年9月19日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格180,000円前後)
  • ジャンルHDD+BD+DVDレコーダー
  • ブランドSONY
  • 型番BDZ-RX50
  • 発売日2009年9月19日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
  • ジャンルHDD+BD+DVDレコーダー
  • ブランドSONY
  • 型番BDZ-RX30
  • 発売日2009年9月12日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格120,000円前後)
  • ジャンルHDD+BD+DVDレコーダー
  • ブランドSONY
  • 型番BDZ-RS10
  • 発売日2009年9月12日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格100,000円前後)