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遠隔操作や監視も可能

米Dolby、デジタルシネマの統合管理が可能な「CP750デジタルシネマプロセッサー」を発表

公開日 2009/04/06 18:02 Phile-web編集部
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米Dolby Laboratories,Incは、「DolbyR CP750 デジタルシネマプロセッサー」を発表した。最新のデジタルシネマ環境で動作するよう設計されており、プレショーサーバー、代替コンテンツ、およびデジタルシネマサーバーを容易に統合できるという。

新プロセッサーは、セットアップ作業を容易にする強力なソフトウェアを統合しており、ユーザーインターフェースも使いやすさを重視。音声の設定や構成の管理を簡単にプログラムすることが可能という。

機能的には、PCM、ドルビーデジタル、ドルビープロロジック、ドルビープロロジックII、ドルビーデジタルサラウンドEXおよびアナログ音声信号の再生が可能。デジタルシネマサーバーから出力される最大8チャンネルのPCM音声の入力に対応する。また、追加された3個のデジタル入力には、プレショーおよび代替コンテンツのソースから、PCMまたは最大5.1chドルビーデジタルを入力することが可能。8チャンネルアナログ音声入力端子はフィルム/デジタルシネマ混在型の設備向けで、既存のサウンドプロセッサーの音声信号の入力が行える。聴覚障害者および視覚障害者向けの解説音声の処理も可能。

また、本プロセッサーは動作状況をシアターネットワーク上のあらゆる場所から監視でき、遠隔操作も行える。映画館のシステム・インテグレータやネットワーク運用センターが、本プロセッサーの監視、制御、アップグレードの一元管理を行うことなどを想定している。

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