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会田 肇の「PMA09」レポート

PLAYSTATION 3で写真を見るとこんなに楽しい

公開日 2009/03/06 19:31 会田 肇
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これまでPMA09での各社の様子を伝えてきたが、それ以外にも当サイトのユーザーにとって見逃せない展示が数多くあった。

まずソニー。一つはプレイステーション3のバージョンアップで追加されたアプリ『Photo Gallery』だ。PS3にはもともとユニークな機能を備えるフォトビューアー機能が搭載されていたが、このアプリを追加したことで、写真グループの分類やアルバム作成機能が加わった。

日時はもちろん、イベント内容や顔の数など、様々な要素で写真を分類したり、気に入った写真はフォトフレーム付きでプレイリストとして作成できたりと、なかなかの充実ぶり。これを使えば、分類方法に従って大量の写真を分類することが可能になり、その動きはまさにゲーム感覚!

PS3による「photo gallery」の実演の模様。画像が面白いように回転したり、ぶつかっては弾けたりと、その動きを見ているだけでも飽きない

自由にテンプレートからデザインしたメニュー画面。日付順にユニークなスタイルで分類されているのがわかる

会場ではこのアプリを使った実演が行われ、指定した条件の下でスムーズに画像が映し出される様子を見ることができた。当サイトの読者ならPS3をゲーム以外で使っている人も多いだろう。この機能の追加はとても魅力的に映るはず。ぜひ使ってみて欲しい。

二つめもソニーで、GPSユニット「GPS-CS3K」(アメリカではGPS-CS3KA)の実演だ。すでに日本でも発表され、3月中旬にも発売が予定されているが、このユニットの魅力はなんと言ってもカメラと一緒に携行しているだけで、撮影した位置情報を後から書き加えることができることだ。

アメリカでは3月末に発売されるGPS-CS3KA。日本ではGPS-CS3Kとして3月中旬に発売される。背後にあるのは付属のキャリングケース

仕組みはこうだ。ユニットにはGPS受信機能が備えられ、内蔵メモリに位置情報を時刻とともに約15秒ごとに記録。撮影後に付属PCソフト「GPS Image Tracker」で動画や静止画データ(RAW)データを含む)とGPSのログデータをマッチングさせることで位置情報が加えられる。

ユニットにはSDカード/MSデュオ対応スロットが備えられ、JPEG画像ならこのスロットにカードを差し込むだけで位置情報が書き加えられる。楽しいのは、この機能を使うことでGoogleMaps上に撮影したポイントが表示でき、ポイントをクリックすればその位置で撮影した動画や静止画がサムネイルで表示されること。動画データの場合は、そのまま再生して楽しめる。つまり、旅した思い出を地図上でたどりながら映像で楽しむことができるというわけだ。

マップビューを使ってGoogleEarth上にログしたポイントを表示し、そのうちの一つをサムネイルで表示している

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