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役員報酬の減額等も決定

シャープ、2009年3月期の連結業績予想を下方修正 − 最終損失は1,000億円に

2009/02/06 Phile-web編集部
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シャープ(株)は本日、2008年10月6日に公表した2009年3月期の通期連結業績予想を下方修正し、最終損失が1,000億円に達する見込みであることを明らかにした。

連結業績では、売上高が前回発表予想の3兆4,200億円から2兆9,000億に修正され、約5,200億円の売上げ減が見込まれる結果となった。営業利益は1,300億円の黒字見込みを修正し、300億円の赤字が予想されている。当期純利益についても600億円の黒字から、一転1,000億円の赤字へと修正された。同社は今回の修正内容について、世界同時不況による影響とともに、液晶工場再編等に伴う事業構造改革費用や、株式相場の下落による投資有価証券評価損、並びに独禁法関連損失などの特別損失計上見込額の影響を理由として挙げている。

同社では今回の下方修正について、経営責任の明確化を図るためとして、取締役および執行役員の月額報酬と賞与の減額等を実施することも発表した。また監査役からは報酬の5%を自主返上する申し出も伝えられているという。

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