体質改善プログラムで2009年度の黒字化目指す

東芝、3Q連結決算は純損益1,211億円の赤字 − 連結業績予想も下方修正へ

Phile-web編集部
2009年01月29日
(株)東芝は、2008年度第3四半期の連結決算を発表した。3Qは売上高1兆4,883億円、営業損益は1,588億円の赤字、純損益は1,211億円の赤字。3Qまでの通算では売上高4兆9,841億円、営業損益は1,823億円の赤字、純利益は1,596億円の赤字となった。

3Qまでの通算連結決算(全体)

3Qまでの通算連結決算(セグメント別)

サブプライムローン問題に端を発する世界経済の悪化に伴う市場の収縮と、急激な半導体の価格下落の影響を受け、半導体事業が大幅に減益。電子デバイス部門は昨年度比2,430億円のマイナスで、デジタルプロダクツ部門も2,746億円のマイナスとしている。

これらの動向を踏まえ、2008年度通期の連結業績予想を下方修正。売上高は7兆7千億円から6兆7,000億円へ、営業損益は1,500億円の黒字から2,800億円の赤字へ、純損益は700億の黒字から2,800億円の赤字へと修正した。

同社は今後体質改善を図るべく、半導体/液晶などの事業において構造改革を実行。2008年度比3,000億円減を目指す徹底した固定費削減を行うほか、コスト競争力の強化や海外事業の拡大など利益造出に向けた施策も行っていく。また経営資源を社会インフラ事業へシフトし集中と選択を徹底するほか、環境/エネルギー分野などの新規事業を推進する考えを示している。

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