HOME > ニュース > KDDI、AAC 320kbpsの「着うたフルプラス」サービスを開始

ウォークマンやネットジュークへの転送も可能

KDDI、AAC 320kbpsの「着うたフルプラス」サービスを開始

公開日 2008/12/08 11:59 Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
KDDI(株)は、携帯電話向け音楽配信の新サービス「着うたフルプラス」を12月下旬に開始する。

「着うたフルプラス」のコーデックはAAC、ビットレートは320kbpsとなる。これまでの「着うたフル」はコーデックにHE-AACを採用し、ビットレートは48kbpsだったので、大幅な高音質化が期待できる。なお、アップルの高音質音楽配信「iTunes Plus」はAACの256kbpsが採用されており、「着うたフルプラス」がビットレートで上回るが、楽曲の収録分数が長い場合は256kbpsでの配信される場合があるという。

「着うたフルプラス」は、12月下旬にau oneミュージック 特設コーナーから配信開始し、2009年1月下旬より、エイベックスの「フルプラス♪mu-mo (仮)」、ソニー・ミュージックネットワークの「◎Sony Music Fullプラス (仮)」、レーベルモバイルの「レコード会社直営♪フルプラス」、ワーナー・ミュージックの「WarnerMusic♪フルプラス」などで順次配信を開始する。

対応する携帯電話は、本日発表された「Walkman Phone, Xmini」と「W65T」の2機種だが、今後順次拡大していく予定という。

着うたフルプラスは、ダウンロードした後、「au × Sony “MUSIC PROJECT”」で実現したLISMO「オーディオ機器連携」により、ウォークマンやネットジュークに転送して再生することも可能。ネットジュークの対応機種は「NAS-D500HD/M700HD/M95HD/M75HD/D55HD」で、12月11日から実施される無償アップグレードを行う必要がある。

なお、サービス開始に伴い、統合PCソフト「LISMO Port」のバージョンアップを本日より実施する。新バージョン名は「3.0」。2009年春からスタート予定の、「LISMO Music Store」からの着うたフルプラス配信に対応するほか、着うたフルプラスのバックアップやウォークマンへの転送機能なども追加される。

そのほか「LISMO Port」のバージョンアップでは、ソニーの高音域補完技術「DSEE」(Digital Sound Enhancement Engine)や楽曲分析機能「12音解析技術」なども追加。また「mora for LISMO」で購入したmora楽曲、CDから「LISMO Port」に取り込んだ音楽ファイルから、音楽CDを作成することも可能になる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック