アイ・オー、WチューナーモデルなどPC用地デジチューナーGV-MVP/H2”シリーズを発売

（株）アイ・オー・データ機器は、PC用地デジチューナーの新モデル“GV-MVP/H2”シリーズを発売する。ラインナップと各製品の詳細は以下のとおり。

・USBタイプ（Wチューナー）　GV-MVP/HZ2W　￥22,050（税込）
・USBタイプ　GV-MVP/HZ2　￥16,485（税込）
・PCI Expressタイプ　GV-MVP/HS2　￥16,485（税込）
・PCIタイプ　GV-MVP/HX2　￥16,485（税込）

また、既存モデルも合わせた操作が可能な専用リモコン「GV-RCKIT3」も発売される。価格は3,255円（税込）。

GV-MVP/H2シリーズは、新たにWチューナーモデル「GV-MVP/HZ2W」をラインナップに追加。付属のキャプチャーソフトの編集機能を強化したことと、「Netbookモード」を搭載したのが大きなポイントだ。対応OSはWindows Vista/XP。USBタイプのHZ2WとHZ2はUSBバスパワーで動作する。また録画はDRモードでのみ可能で、録画映像方式はMPEG-2（MP@HL）、音声方式はMPEG-2 AACとなる。

新製品／既発モデル／内蔵／外付けタイプなどを合わせて1台のパソコンに最大8チャンネル分まで使用が可能だが、外付けタイプの場合はパフォーマンスの関係上4チューナーまでの利用を薦めている。

■低スペックPCでもコマ落ちせず映像を楽しめる「Netbookモード」

最近発売が相次いでいるネットブックのようなスペックが抑えられたパソコンでも視聴できる、低負荷な「Netbookモード」を新たに備えた。こちらは番組情報などデータ放送の取得などを行わず、番組視聴を優先することでコマ落ちなどを防ぐもの。「番組情報・番組表の取得」「予約録画の番組追従」「TV視聴録画の自動終了」「データ放送・字幕の表示」の機能が制限されるが、映像を圧縮表示せず美しいまま楽しめる、としている。なお、HZ2Wはネットブックではオーバースペックのため使用することができない。

■編集機能を強化した「mAgic TV Digital」を付属

付属のテレビキャプチャーソフト「mAgic TV Digital」は編集機能を強化。録画した番組の不要な部分を削除／非表示化することができるようになった。

なおこの編集機能を利用するには、同社サイトで12月下旬より公開されるサポートソフトをダウンロードする必要がある。

また、おっかけ再生や自宅外からの録画予約機能なども新搭載。「テレビ王国」などのiEPGサイトからインターネット経由で自宅パソコンに録画予約・変更・削除などを行える「どこでもmAgicTVデジタル」に対応した。

なお既に同社製PC用地デジチューナーを持っているユーザーに向け、「mAgic TV Digital」2nd versionを同社サイトにて有償販売する予定だという。

ユーザーのパソコンが地デジに対応しているか判断できる「地デジ相性チェッカー」を無償配布。視聴環境の事前確認を行うことができる。


■Mac用地デジチューナー「m2TV」が「TV Remote」に対応

Mac用地デジチューナー“m2TV”「GV-MACTV」が、（株）マキ・エンタープライズ社が販売するiPhone 3G/iPod touchをリモコンに使えるアプリ「TV Remote」に対応したことも発表された。

これによりチャンネル表示／切替やボリューム調整、録画再生中の早送り／巻き戻し／停止といった基本操作に加え、番組情報チェックや番組リスト表示をiPhone 3G/iPod touchで行うことができる。なお、予約操作は行えない。


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