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東芝、米MOD社に追加出資 − SDカード経由動画配信サービスを支援・参画

公開日 2008/09/25 18:29
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(株)東芝は、SDカードを利用した動画配信事業を展開している米MOD Systems社に対し、2,000万米ドルの追加出資を行うことで合意したと発表した。東芝は2007年にMOD社に対し400万米ドルをすでに出資しているため、投資額合計は2,400万米ドルとなる。

東芝は今回の追加出資の理由を、「今後大容量データをSDカードにダウンロードして家庭で視聴する楽しみ方が広がっていくと考えたため」と説明。MOD社が2009年春より開始予定の、SDカードを利用した店頭型動画配信サービス(関連ニュース)を支援する構えだ。

このサースは映画やドラマなどの動画コンテンツをSDカードに保存して楽しむことができるというもの。ハリウッドの大手映画スタジオをはじめとするコンテンツ会社から、4,000作品の使用許諾を得ており、さらに拡大を進めている。なお画質は当初SD画質の予定だが、今後HD画質での配信にも対応していく予定だという。

先日の発表会で公開されたMODのデモ端末

MOD社のSDカード経由動画配信サービスのイメージ

東芝は、MOD社の配信サービスに合わせて、テレビで本コンテンツを視聴するための再生機器やモバイル再生機器、大容量SDカードの開発及び販売を強化していくと発表している。

(Phile-web編集部)

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