ホームシアター知っ得コラム【予算(3) 納得コスト構築の秘密】

2008年06月04日
ホームシアターのコストの内訳を理解したら、次に自分のホームシアターのコストの組み方を考えよう。ホームシアター構築のプロ、インストーラーが口を揃えるのが、「やりたいことから考える」ということ。ホームシアターを作って何をしたいのか、どういうふうに楽しみたいのか。

「お店に相談に来るケースも、漠然としているケースが多いですね。ぼくらの始めの仕事は、お客さまの望むホームシアターのカタチを導き出して行くことです」。

1人暮らし、2人暮し、親子連れ、映画好き、スポーツ好き、音楽好き。ライフスタイルや好みによって、ホームシアタースタイルも選ぶ機材も異なるだろう。その場合、予算はどうなるのだろうか。

「もちろん、ご予算あってのモノなので、初期にお客さまの予断を伺います。その上で、お客様の望むスタイルを実現するためには、その予算に応じた最良のプランを提案するのです。もちろん、極端に予算の偏りがあって、お客さまの望みと異なる出来になりそうな場合は、きちんとお伝えします。どこにもう少し予算を割いたほうがいいか、あるいは省いたほうがいいか、一緒につめていくこともできます」。



使い勝手にこだわるもよし、ムードを重視するもよし、クオリティを追究するもよし。自分の望みを理解して、どこに予算を割くか、どこを抑えるか、的確な判断を下していこう

初期予算が足りなくとも、設備化部分を充実させて、おいおい入れ替えていける機器類は暫定のものを入れておく、という選択肢もある。たとえば、埋込スピーカーをあとで変更することは難しくても、アンプやプレーヤーなら入れ替えは比較的可能だ。それを理解し、音楽配信やほかの場所での視聴を考える将来に備えて予備配管を施しておくケースも多いそうだ。

ホームシアターの成功度は、できあがってからの満足度に比例する。クオリティ、見栄え、使い勝手、憧れのAV機器。いろいろな軸があるが、どこに予算を割くか、どこの予算を抑えるかはあなた次第。慎重に検討して、大満足のホームシアターを手に入れてほしい。

(ホームシアターファイル編集部)

関連記事