ホームシアター知っ得コラム 【予算(2) インストーラーって?】

2008年06月03日
インストーラーとは、ホームシアターづくりのプロである。特にホームシアターの設備化を図る場合は、なくてはならない存在だ。

彼らの仕事の内訳は、ホームシアターのプランニングや設計・施工、ソリューション提案など実に多岐にわたる。お客さまの要望も聞けば、住宅メーカーと打合せもし、図面も引き、現場確認も行えば、施工はもちろん、コントロール機器や照明のプログラミングまでこなす。いわば、ホームシアターのコンシェルジュだ。

ホームシアターづくりを自分でコツコツ行うのも楽しいものだが、万人にとってそれが可能なわけではない。住まいにとっては難しいケースもある

彼らは数百という施工経験から、ケースに応じた最良のプランをカスタマイズしていってくれるのである。



プロジェクターの設置や吹抜けへのスクリーン設置、テレビの壁掛けに壁内の補強、みんなインストーラーのお仕事。どれをとってもノウハウがいるが、彼らのお仕事は、施工だけじゃないんである

「携わった物件数が違いますから、どんな場合、どんな問題が起こるのか、住宅業者や施工業者が犯しそうなミスがなにか、的確に対応できます。ホームシアターに明るい設計士はごく少ないですから、設計段階から私たちに相談してほしいですね」


インストーラーさんたちにも悩みがある。自分たちの仕事の対価について、相談初期に理解してもらえない場合があるということ。

「お客様と何度も打合わせて、プランニングして図面を引いて、現場でも打合わせを重ねて、配線確認をして、通線や施工をして、機器類の設定をして、お客様にデモを行って、操作のご説明もする。その後の相談も受け付けます。決して高くはない、むしろ安いくらいなんですが…」。

もちろん、施工が進めば、その仕事の大変さを理解し、「ここまでしてくれてこんなに安いなんて!」感動してくれるお客さまが多いという。インストーラーへの相談に二の足を踏んでいる方には、ぜひ知っていただきたい裏事情だ。

まずは、あなたのお近くのインストールショップに出向いて、ホームシアター体験をさせてもらってはどうだろう。ホームシアターのイメージが沸くし、インストーラーと話すうちに自分のやりたいことが見えてくるというのはよくある話だ。ただし、相談や見積もりは無料だが、図面を持ち込んで書き込んでくれ、というのはNG、大きなルール違反にあたる。

インストーラーの価値を理解して、あなただけのホームシアター構築の味方になってもらおう。ショップ一覧や施工事例はホームシアターファイル誌内で紹介しているので、参照してほしい。


(ホームシアターファイル編集部)

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