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【Senka21】年頭メーカーアンケート − 富士フイルムイメージング・小島正彦氏

2008/01/11
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主要各社が語る2008年の市場環境の変化と需要創造の取り組み
年頭メーカーアンケート 〜富士フイルムイメージング〜



富士フイルムイメージング(株)執行役員営業本部次長兼ファインピックス営業部長 小島正彦氏
「FinePix」10周年の節目の年
キレイな写真が残せる新機能を多様化するお客様に率先提案


Q1:市場を取り巻く環境が目まぐるしく変化する中で、2008年のユーザーのライフスタイルやその消費行動・価値観において、どのような変化があると考えるか。

A1:国内デジタルカメラ市場は頭打ちと言われながらも躍進が続き、2007年の国内出荷累計台数は遂に1000万台の大台を超える。世帯普及率もとうとう60%に迫ってきており、今後は一家に一台から一人一台とパーソナル化してくる。これは従来の一家に一台あればよかったフイルムカメラとは明らかに違い、ある意味で携帯電話に近い、非常に個々人の好みに左右される製品であるともいえる。

今後のデジカメは、購入し使用するお客様個人の「こだわり」や「ライフスタイル」、「使用シーン」や「撮影する対象」などにより「自分にあった1台」が選ばれる。デジカメメーカーはこのようなお客様一人一人にご提案できる特長を持った製品開発がより必要となってくる。

特長のある機能、製品をお客様にご提案することにより、メーカーとしての個性やこだわりをいかにお客様に伝えられるかが勝負のポイントになってくると考えられる。

Q2:御社の2008年の中心となる商品ジャンルおよび需要喚起、市場創造へ向けての提案や取り組みは。

A2:昨年9月に発売させていただいた「FinePix Z100fd」は、蛯原友里さんのCMにも後押しされ、スタイリッシュデジカメの代表として特に若い女性を中心にご好評をいただいている。

デザイン重視で評価されがちなFinePix Zシリーズでも、その根底となる開発思想は「キレイな写真が撮影できる」ことである。1998年の「FinePix 700」発売以来、おかげさまで2008年の3月をもってFinePixは10周年を迎えられる。撮影画面の中で瞬時に顔を探し出し、その顔のピントや明るさを調整する「顔キレイナビ」や、暗いシーンでもブレを防ぎ、同時にノイズもおさえる「高感度・高画質」技術など、この10年間一貫して、常に「キレイな写真が撮影できる」ことを目標に業界に先駆けた新技術を実現してきた。

10周年の節目となる2008年も、より多様化したお客様にご納得いただけるように、よりスタイリッシュに、かつどなたにでもどのような場面でも「キレイな写真」を残していただける新機能を搭載したFinePixシリーズをご提案していく。

(Senka21編集部)

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