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<InterBEE 2007>オーディオ編(2) − Lavry ADコンバーター初披露/TEACの骨伝導ヘッドホン

公開日 2007/11/20 20:11
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本日開幕したInterBEE 2007。本項では「プロオーディオ部門」の展示内容「その2」をお届けする。


スタート・ラボ




同社が取り扱うLavry Engineering社の新製品として、ADコンバーター「AD10」が公開された。本機は、コンシューマー向けシリーズ“Blackシリーズ”のDAコンバーター「DA10」(特集記事)の対をなすモデル。DA10同様にハーフラックサイズのコンパクトな筐体を採用。44.1/48.0/88.2/96.0KHzに対応するほか、外部ワードクロック端子を装備している。発売は2008年1月を予定しており、価格は20万円台前半を予定しているという。

また同社は、That'sブランドの製品・技術をアピール。キズや汚れに強く、画質にもこだわったというDVDメディア「トリプルガード」のほか、セキュリティ機能をもったCD-R「Secu-R」も展示。Secu-Rには、あらかじめ専用ソフトウェアが書き込まれており、データの書き込み時に同ソフトでパスワードを設定。読み出しはパスワードを入力しないと行えない設計になっている。


ヒビノ




様々な業務用機器を取り扱うヒビノは、JBL PROFESSIONALブランドのインウォール・スピーカーを展示。用途や場所に合わせた各種ラインナップを紹介する。1ウェイフルレンジタイプのほかに、サブウーファーを用意しているのも印象的。「JBLは、インウォール・スピーカーとしての知名度も徐々に向上してきており、高い評価を頂いている」(ブース説明員)とのことだ。同社はJBL PROFESSIONALブランドの映画館向けスピーカーも取り扱う。映画館の規模に合わせた製品を各種ラインナップしているとのことだ。

また同社ブースでは、ピュアオーディオ・ケーブルのメーカーとしても有名なBELDENブランドの業務向けケーブルや、SHUREのワイヤレスマイクシステムなど、「音」に関わる様々なプロ用製品を展示している。


HEAVY MOON



多種多様な分配機、切替機、変換機をラインナップするGefenブランド製品が勢揃い。イベント会場や学校など、様々な現場で使用されている多分配可能な分配機など、業務向け製品に加え、ホームシアター向けの機器も展示している。「EXT-HOMETS」や「EXT-HOMESP」は、入力切替とスケーラーを兼ねた製品で、各種再生機器から入力した信号をアップスケールしHDMI端子より出力することができる。


ティアック




ティアックブースで注目を集めていたのは、骨伝導ヘッドホン“Filltune”「HP-F100」だ。オーディオ機器とヘッドホンの間に専用のアンプ(付属)を接続して使用する。「超磁歪トランスデューサー」を採用することで従来製品では難しかった高域の再生も実現しており、「Hi-Fiサウンドを楽しめる」という。

同社ブースでは、業務向けのオーディオレコーダー各種も展示。カセット/CD/MDなども未だに需要は高いのだという。また同社取り扱いのBeyerdynamic社製品は、カナル型イヤホン「DT60PRO」を参考出品したほか、新製品の「DT880PRO」(¥39,800)、「DT770E」(¥38,500)も展示した。


アキュフェーズ




プロ用機器としては、ネットワークを利用した分散スピーカー拡声システム「明聴ネット」 に対応した“INTELLIGENTパワーアンプ”「AKP-100」をアピール。「明聴ネット」は、鹿島建設(株)、アキュフェーズ(株)、フォステクスカンパニー、(株)ラグナヒルズが共同開発した音響システムで、複数の部屋に設置された複数のスピーカーを一括管理することができる。ブースでは4台のスピーカーをPCでコントローするデモを実施している。

また同ブースでは、お馴染みのコンシューマー機器をズラリと展示。同社パワーアンプは、業務用途にも使用されることが多いのだという。


(Phile-web編集部)

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