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「KURO」イベント報告 − つくばに「KURO」 襲来す

公開日 2007/09/20 09:39
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去る9月15・16日の2日間、茨城県つくば市にあるつくば国際会議場にてイベント「PIONEER PREMIER FESTA'07」が開催された。


会場は「つくば駅」から徒歩10分。中には東京から訪れた方も

会場となったつくば国際会議場
「PIONEER PREMIER FESTA'07」は、8月25日を皮切りに34日間をかけて全国17都市をまわるパイオニアの一大イベント。特に、同社がこの秋に発売するプラズマテレビ「KURO」を体験できる貴重なイベントとあって、東京(8月25・26日)・大阪会場(9月1・2日)では予想を上回る数の人々が訪れ「KURO」が描く映像世界に心を奪われた。

9月15・16日の舞台となった茨城県つくば市は両日とも30度を超す暑さとなったが、会場にはいち早くKUROを観ようと午前中から多くの人々が詰めかけた。

会場入り口

つくば会場では「画質体感エリア」「新製品ラインナップ+Cafeエリア」「リビングシアターエリア」「ハイエンドシアターエリア」の計4ブースが設置され、プラズマテレビKUROはもちろん、BDプレーヤー「BDP-LX80」やホームシアターシステム「HTP-LX70」「S-LX Series」など発売前の新製品が顔を揃えた。

「画質体感エリア」では、各種映像信号が収録されたデモディスクを使っての従来モデルと新モデル「KURO」の画質比較が体感できる。黒の再現性やノイズ処理、KUROより新設されたリビングモードの解説が行なわれており、ブースに訪れた人々は画面に近づいてそれらの効果を比較していた。

画質体感エリア

「東京会場は予約が終わっていたので…」と東京から訪れたというあるAVファンは「リビングモードは驚きました。黒の色にも惹かれましたが、このモードはスゴいと思います」と語ってくれた。


新製品ラインナップエリア。DTS-HDマスターオーディオの音も体感できた

製品の使い方など、スタッフによる詳細な説明が聞ける

ピュアモルトスピーカーも注目を集める
「新製品ラインナップ+Cafeエリア」では、3つのホームシアターシステムが作られており、製品の詳細をスタッフから聞くことができる空間になっている。家族連れや夫婦で訪れる方も多く、購入を視野に入れた具体的な質問をしている姿が見られた。また、エリア奥には、ハイクオリティオーディオシステムZシリーズ「X-Z7」「X-Z9」やピュアモルトスピーカー「S-PM300」などがあり、オーディオファンとスタッフとでオーディオブームの頃の話に華を咲かせる場面も。


リビングシアターエリア

真剣なまなざしで画面に見入ってた
「リビングシアターエリア」では、12畳の空間にKUROと5.1chのスピーカーシステムを組み合わせた“BD(ブルーレイ)シアター”とも言うべき空間になっており、ソファに座りながらBDソフトが視聴できる。少人数制のブースだったこともあり「じっくりと楽しめました。自宅近くの電気店ではゆっくり見られないものですから」と好評のブースだった。


ハイエンドシアターエリアは満員の盛況
「ハイエンドシアターエリア」では、60V型のKUROモデル「PDP-6010HD」の他、パイオニアスピーカーのフラグシップラインである「S-1EX」「S-2EX」「S-7EX」、そして「S-W1EX」という贅沢なマルチチャンネル再生環境を味わうことができる。60V型のKUROを見た人は一様に「60インチを見てしまうと、他が小さく感じてしまう。やっぱり大きいサイズがいいですね」ともらしていた。なおハイエンドシアターエリアではAV評論家である山本浩司氏のセミナーが行なわれ、1日2回の講演も満席で人気を博していた。

「PIONEER PREMIER FESTA'07」は残り10会場(北九州・札幌・岡山・静岡・鹿児島・金沢・盛岡・広島・高知・郡山)。プラズマテレビKUROに興味のある方はもちろん、AV評論家の講演を聞くことができる数少ない機会でもあるので、是非会場まで足を運んでみてはいかがだろうか。

詳しい日程と参加申し込みはPhile-web特設ページまで。

(月刊・AVレビュー編集部)

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