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< IFA2007レポート:ビクター1>今年は30,000対1! ビクターHD1の上位機「DLA-HD100」が登場
2007年09月01日
この1年のハイエンドホームプロジェクターのヒット作といえば、日本ビクターの 「DLA-HD1」(製品データベース)であることを疑う余地はないだろう。日本ではVGP批評家大賞を初め、多くの賞を受賞しつつ、実際にホームシアターユーザーの多くに受け入れられた。
そんな HD1が実はIFAでデビューしたことは昨年のIFA レポートをご覧いただければお分かりになるだろう。そんな縁起のいい(?) 会場で、多くのファンの期待どおり、新製品「DLA-HD100」が世界初披露となった。HD1は継続され、その上位モデルの価格帯になるという。年内発売予定。
HD100のハイライトは「ネイティブ・コントラスト30,000対1」。実に昨年の2倍(HD1は15,000対1)になった。もちろん世界最高値である。このスペックはネイティブであることがポイント。つまりアクティブアイリス (絞り機構) を使用しないため、素性がいいということがいえる。もちろん、年々精度が高くなっているアクティブアイリスを否定するものではない。よくご存じの方からすると「その数字はどうやって測るんだい」ということになると思う。D-ILA パネルレベルからの逆算スペックに近いものだろうし、ここまでハイレベルなコントラストレンジを再現できるソース(シーン)は実際には多くないだろう。そのあたりは注意したい。
HD 1との違いとして、まずは 2倍ズームレンズがマニュアルからオートに変わった。リモコンでズーム、フォーカスが可能となる。レンズはフジノン製13群16枚のオールガラスである。またHDMI1.3入力を搭載、Deep Colorに対応した。加えて4つのガンマモードに、カスタム調整が加わり、RGBごとに12 ポイントのガンマカーブ調整ができるようになった。こちらもリモコン操作可能。「赤色の色純度を高め、さらに肌色の再現性の向上を図りました(同社説明員)という。
レンズシフトほかは承前。シャーシ形状も同一。日本国内での「ブラック仕様」「ホワイト仕様」はこれから検討されるという。発表・発売が楽しみだ。
IFAでのデモコンテンツは残念ながら権利関係からDTSデモディスク (BD版) しか使用しておらず(パット・メセニーのライブ映像と映画『ファンタスティック・フォー』)、来場者にとって詳細な画質判断はしかねる環境だった。また製品は「これから追い込み」の段階とのことなので、日本の皆様はCEATEC (10月・幕張) での展示を楽しみにされたい。
(月刊 AVレビュー編集部 永井)
[IFA2007REPORT]
そんな HD1が実はIFAでデビューしたことは昨年のIFA レポートをご覧いただければお分かりになるだろう。そんな縁起のいい(?) 会場で、多くのファンの期待どおり、新製品「DLA-HD100」が世界初披露となった。HD1は継続され、その上位モデルの価格帯になるという。年内発売予定。
HD100のハイライトは「ネイティブ・コントラスト30,000対1」。実に昨年の2倍(HD1は15,000対1)になった。もちろん世界最高値である。このスペックはネイティブであることがポイント。つまりアクティブアイリス (絞り機構) を使用しないため、素性がいいということがいえる。もちろん、年々精度が高くなっているアクティブアイリスを否定するものではない。よくご存じの方からすると「その数字はどうやって測るんだい」ということになると思う。D-ILA パネルレベルからの逆算スペックに近いものだろうし、ここまでハイレベルなコントラストレンジを再現できるソース(シーン)は実際には多くないだろう。そのあたりは注意したい。
HD 1との違いとして、まずは 2倍ズームレンズがマニュアルからオートに変わった。リモコンでズーム、フォーカスが可能となる。レンズはフジノン製13群16枚のオールガラスである。またHDMI1.3入力を搭載、Deep Colorに対応した。加えて4つのガンマモードに、カスタム調整が加わり、RGBごとに12 ポイントのガンマカーブ調整ができるようになった。こちらもリモコン操作可能。「赤色の色純度を高め、さらに肌色の再現性の向上を図りました(同社説明員)という。
レンズシフトほかは承前。シャーシ形状も同一。日本国内での「ブラック仕様」「ホワイト仕様」はこれから検討されるという。発表・発売が楽しみだ。
IFAでのデモコンテンツは残念ながら権利関係からDTSデモディスク (BD版) しか使用しておらず(パット・メセニーのライブ映像と映画『ファンタスティック・フォー』)、来場者にとって詳細な画質判断はしかねる環境だった。また製品は「これから追い込み」の段階とのことなので、日本の皆様はCEATEC (10月・幕張) での展示を楽しみにされたい。
(月刊 AVレビュー編集部 永井)
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