東芝、HDD搭載液晶テレビ“REGZA”にフルHD倍速駆動パネル搭載機を限定発売

2007年07月11日

フルHD倍速駆動パネルを搭載した52V型「52H3300」
(株)東芝は、本年4月に発売した液晶テレビ“REGZA”のHDD内蔵モデル「H3000」シリーズ(関連ニュース)に、広色域10bit対応の倍速駆動パネルを搭載した「H3300」シリーズの52V型、46V型モデルを7月20日から発売する。


52H3300

46H3300
ラインナップは52V型「52H3300」、46V型「46H3300」の全2機種。それぞれ価格はオープンだが52V型が620,000円前後、46V型が520,000円前後で販売される見込みだ。いずれも月産1,000台までの限定生産モデルとして、本年内一杯にかけて販売される予定だ。なお「H3000」シリーズの52V型、46V型は本シリーズの発売後も継続して販売が行われる。

両モデルとも1,920×1,080画素のフルHD液晶パネルを搭載したほか、容量300GBのハードディスクを内蔵。テレビ本体のみで録画が楽しめる機能を採用している点はH3000シリーズと同様になる。本体搭載のチューナー構成は地上デジタル2基、地上アナログ2基、BS・110度CSデジタル1基。外付けタイプのeSATA対応HDDを接続し、本体のHDDに録画したデジタル放送の番組をムーブすることもできる。またH3000シリーズ、C3000シリーズ同様にHDMI経由での1080/24p入力にも対応する。

H3300シリーズには、同社独自開発の高画質映像処理システム「新メタブレイン・プロ」に新開発の「フルHD倍速駆動専用LSI」を採用した「フル・HDモーションクリア」回路が搭載され、120コマ/秒の動画表示を実現した。

「フルHD・モーションクリア」回路では独自の高精度ベクトル補間技術を駆使し、毎秒60コマの映像の間にフルHD補間フレーム映像を生成することで、高画質かつクリアな毎秒120コマの映像描画を実現している。1画面を構成する200万画素から1画素ごとの動きを検出するアルゴリズムを採用し、高精度に位置合わせを行った前後フレームの画像から、中間フレームを生成することで動画のノイズを低減し、誤動作を抑えた最適なフルHD補間映像をつくり出している。同じオブジェクトが繰り返し現れ、動きの判別が困難なシーンでは、予測に用いるエリアをオブジェクトに応じてフレキシブルに変化させることで、精度の高い補間フレームを生成することを可能にしている。またHDコンテンツ、SDコンテンツ、フイルムなど、素材に応じた処理を施すことで予測精度を高めている。

映像設定のGUI

モーションクリアのオン・オフが選択できる

24コマ/秒で製作された映画コンテンツの質感を忠実に再現するための「オートファインシネマ」機能には、新たに「5−5フィルムモード」を搭載した。倍速120コマ/秒の表示を5コマリピートすることで、24コマ/秒のコマ間隔をそのまま表示することが可能になり、映画フィルムのリアルな質感の再現を可能にしている。本機能は放送受信時、外部機器入力時のいずれにも対応している。さらに好みに応じて動きの滑らかな映像が楽しめる「スムーズモード」も選択できる。

オートファインシネマから「5-5フィルムモード」を選択

「スムーズモード」も選択可能

今回発売されるH3300シリーズのもう一つの大きな特徴は、階調性を向上し色再現範囲を拡大した倍速駆動対応の広色域10bitフルHD液晶パネルの採用だ。H3000シリーズでは52V型が既に10bitフルHDパネルを搭載していたが、46V型にも採用されるのはH3300シリーズが初めてだ。


フロントパネルに刻印されたH3300シリーズを表す型番。デザインに大幅な変更はない
10bitフルHDパネルには新開発の液晶駆動用LSIを採用。「新メタブレイン・プロ」の高い階調表現性能との組み合わせで、緻密かつ滑らかなグラデーション表現を可能にしている。暗部の階調特性も最適化され、「質感リアライザー」とともにきめ細やかな黒の再現を実現した。また「広色域バックライト」を採用し、原色の色純度の改善を実現するとともに色再現範囲を拡大。「新カラーイメージコントロールプロ」とともに、リアリティに富んだ色再現が可能になっている。

また高域情報の多い映像部分はそのままに、グラデーション部分の階調を最大64倍に拡張する「階調クリエーション」の搭載により、階調性のさらなる向上も図られている。これにより、青空や夕焼けなど映像のグラデーション部や、フェードイン・フェードアウトなどのシーンにおいて、より自然で滑らかな階調の表現が可能になった。さらに「階調クリエーション」とバス幅14bit精度高画質化処理「魔法陣アルゴリズム・プロ」10bitフルHDパネルの組み合わせにより、最大16,384階調(14bit)の表現力を実現している。

本体のデザインについてはH3000シリーズと同じ、インテリアとの調和を図った「ミニマルデザイン」を採用している。

【問い合わせ先】
東芝家電ご相談センター
TEL/0120-1048-86

(Phile-web編集部)
新着記事を見る
  • ブランドTOSHIBA
  • 型番52H3300
  • 発売日2007年7月20日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格620,000円前後)
【SPEC】●サイズ:52V型 ●パネル:フルHD10bit VAパネル ●解像度:1,920×1,080画素 ●HDD容量:300GB ●チューナー:地上デジタル×2、地上アナログ×2、BS・110度CSデジタル×1 ●入出力端子:HDMI入力×2、D4映像入力×1、S映像入力×2、コンポジット映像入力×3、光音声出力×1、PC入力×1、LAN端子×1 ほか ●消費電力:385W ●外形寸法:1280W×847H×390Dmm ●質量:49.1kg
  • ブランドTOSHIBA
  • 型番46H3300
  • 発売日2007年7月20日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格520,000円前後)
【SPEC】●サイズ:46V型 ●パネル:フルHD10bit VAパネル ●解像度:1,920×1,080画素 ●HDD容量:300GB ●チューナー:地上デジタル×2、地上アナログ×2、BS・110度CSデジタル×1 ●入出力端子:HDMI入力×2、D4映像入力×1、S映像入力×2、コンポジット映像入力×3、光音声出力×1、PC入力×1、LAN端子×1 ほか ●消費電力:359W ●外形寸法:1132W×763H×352Dmm ●質量:38.0kg

関連記事