松下電器、2006年度決算を発表 − 売上高は9兆円超、営業利益も5%に

2007年04月27日
松下電器産業(株)は、2006年度の決算を発表した。連結売上高は9兆1,082億円で、本業の儲けを示す営業利益は4,595億円と、5%の大台を突破した。


決算報告の席上にて挨拶をする松下電器産業(株)代表取締役社長 大坪文雄氏

松下電器の2006年度連結決算概要
映像・音響機器部門の売上高は1兆6,703億円で、前年比6%の伸びを記録。薄型テレビやデジカメなどデジタルAV機器が売り上げを伸ばしたことが寄与した。なお、売上高全体に占める割合は18%だった。

また同社では、営業利益が4,595億円と、前年比11%増加したことに対し、材料費や固定費の削減を中心としたコスト合理化を積極的に推進したことや、円安効果の影響と分析している。

なお2007年度の業績見通しについては、世界経済の先行き不透明感や、商品のさらなる価格下落、原油・原材料価格の高騰などから、「予断を許さない状況が続く」と分析。売上高は9兆2,500億円(2006年度比2%増)、営業利益は5,000億円(同10%増)と予想している。

決算内容の詳細について語る同社代表取締役副社長 川上徹也氏

松下電器の2007年度業績見通し

同社では今年1月に、今年度から2009年度前の中期経営計画「GP3計画」を発表した(関連ニュース)。売上高10兆円、ROE10%という具体的な目標を設定しており、この実現に向けて「海外二桁増販」「4つの戦略事業」「継続的な選択と集中」といいう3つの重点テーマに注力する構えだ。

(Phile-web編集部)

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