HOME > ニュース > 放送アナリスト・佐藤和俊が見た「地デジ全国スタート記念式典」

放送アナリスト・佐藤和俊が見た「地デジ全国スタート記念式典」

公開日 2006/12/01 19:50
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

鹿児島での放送スタートの式典の様子(NHK経営広報提供)

会場の様子
12月1日、午前10時半、東京・赤坂プリンスホテルで、「地上デジタル推進全国会議」がとり行われた。「デジタル放送推進のための第七次・行動計画」が策定されたほか、今日、九州各地や岡山・高松地区で放送が開始されたことで、カバー率はテレビ視聴世帯の84%となったことが報告された。ゲストにはキー局地デジ大使達と鈴木京香が登壇した。


赤坂プリンスに掲示されたポスター
続いて、同50分から「地上デジタル放送全国開始記念式典」が始まり、NHKでその模様が全国に中継された。鹿児島からの生中継をはさみ、11時のカウントダウンを行った地デジ普及メインキャラクターになにっている草K剛は、今日は各局で地デジPRを行うと意気込みを語った。

カウントダウン後にかけつけた安倍総理は『ALWAYS 3丁目の夕日』の話を引き合いに出し、第三次情報革命として地デジがイノベーションの担い手となる、と期待を語った(ALWAYS.....は日テレで早くも今晩に登場する)。

今日は、地上デジタルラジオが放送時間を延長し準備放送に近い形となったり、スカパーでWOWOWのサイマルChも開局するなど、デジタル放送な一日であったというわけだ。

(放送アナリスト・佐藤和俊)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE