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「新しいDockin' styleの提案を」 ― 新D-snap/D-dock発表会に牛丸氏も出席

公開日 2006/08/23 22:09
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別項でお伝えしたとおり、本日「D-snap」「D-dock」新モデルの発表会が行われた。ここでは発表会の模様をお伝えする。


松下電器産業(株)代表取締役専務の牛丸俊三氏

引き続きイメージキャラクターをつとめる浜崎あゆみさん
冒頭、松下電器産業(株)代表取締役専務の牛丸俊三氏は、新モデルのコンセプトを「音質とデザイン」と提唱。2004年から普及が始まったデジタルオーディオプレーヤーだが、中でも高い伸び率を示しているメモリー内蔵型の利点を「沢山の曲を持ち歩いて楽しめること」と分析した。同氏は「外で気軽に音楽を聴けるようになった分、周りの騒音や自分の音漏れが気になり音楽に集中できない方もいるようだ。今回リリースする商品はそのようなニーズをカバーする製品だ」と述べた。

続いてCMに出演している浜崎あゆみさんが登場。「カラーバリエーションが豊富で嬉しい。いろいろな色を揃え、服に合わせて持ち替えたい」と発言。さらに、「移動が多いので、雑音の多い環境で音楽を聴く際『騒音キラー』があるととても便利。また、自分の音漏れがまわりの迷惑にならないか心配だったが、『騒音キラー』のおかげで比較的小さなボリュームでも十分聴こえるし、耳に密着するカナル型イヤホンなので音漏れが防げる。自分にも周りにも優しい製品」と感想を述べた。


パナソニックマーケティング本部 商品企画グループ オーディオチーム チームリーダーの高村誠氏
その後パナソニックマーケティング本部 商品企画グループ オーディオチーム チームリーダーの高村誠氏が製品の説明を行った。同社の調査によると、DAPの使用状況のうち80%は通勤や通学などの移動中であり、多くの人が周りの音や音漏れを心配しているという。また、学生は週に1回程度の頻度でSDカード内の曲を更新しているという結果も出ているという。さらにHDD内蔵タイプのミニコンポの需要が2005年から2006年の間に3倍に伸びていることなどを指摘し、このようなニーズをカバーするために、「騒音キラー」や、サビ部分をメドレー再生する「ザッピング再生」機能を備えた本製品が開発された、と同氏は述べた。

DAPの使用状況

DAP対応のミニコンポ需要の推移


また、HDDに比べ汎用性の高いSDカードを記録媒体に使用し、新規格であるSDHCにも対応している「DAPとミニコンポのみならず、SDメモリーカードムービーやビエラ、ルミックスの連携をとることも可能だ。音楽を入れたSDカードの隙間に仕事のデータを入れることなどもできる」と利便性をアピールし、「D-dock購入者の65%以上がD-snapも所有しているというデータがある。2製品の強力タッグの利便性を象徴しているのではないか」と述べた。

(Phile-web編集部)

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