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デジオンら3社、DLNA規格対応のデジタル家電開発環境を提案

公開日 2006/06/28 18:12
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(株)デジオン、ウインドリバー(株)、フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン(株)の3社は共同で、DLNA規格対応ネットワーク家電の開発環境を提供していく方針を発表した。

組込みプロセッサ業界のリーディングカンパニーであるフリースケールは「PowerQUICC通信プロセッサー」から、次世代ネットワーク家電プラットフォームである「PowerQUICC・Pro」を提供する。2005年からLinux向けのデバイス・ソフトウエア・プラットフォームの提供を開始しているウインドリバーは、開発プロセスを最適化するための「Eclipse」ベースのソフトウェア開発スィート「Workbench」を含む「General Purpose Platform, Linux Edition」を提供するほか、デジタルコンシューマ機器向け開発プラットフォームとして「Platform for Consumer Devices, Linux Edition」の提供も予定されている。また、デジオンはホームネットワーク機器間でデジタル・コンテンツを共有するための「DLNA」ガイドライン対応製品にも搭載されているミドルウェア「DiXiM」を提供していく。

今回開発されるプラットフォームには、フリースケールの「PowerQUICC II Pro」プロセッサ搭載のリファレンスボード「MPC8349E-mITX」に、ウインドリバーの商用グレードの「Wind River Linux Platform」、およびデジオンのメディアサーバー「DiXiM」ミドルウェアが搭載され、デジタル家電機器メーカー向けに提供が開始される。

(Phile-web編集部)

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