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ソニー、米国でBD-ROMディスクの生産を開始 − 10月に月産500万枚に

2006/05/17
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米国・ソニー DADC(Sony Digital Audio Disc Corporation)は、米国向けに再生専用ブルーレイディスク(BD-ROM)の量産を開始したことを発表した。

ソニー DADCは、ソニー米国法人の傘下企業で、CD、DVDなどの光ディスクの技術開発から生産、販売、ソリューションまでを行ってる。

BDの生産設備を3ライン設置し、25GBの1層ディスクは一日2万5千枚、月産75万枚の生産が可能。今後ライン増設を予定しており、10月までに生産能力を月産500万枚に引き上げ、50GBの2層ディスクの生産も可能となる予定。

生産には、ソニーが独自開発した高密度光ディスク生産のためのマスタリング装置、PTM(Phase Transition Mastering)システムを使用し、安定したディスク製造を効率的に行えるという。

PTMシステムに加え、BD-ROM専用のオフセット印刷機と包装用ラインにより、BD-ROMの製造からパッケージングまでを一貫して行うことが可能。今夏にはPTM装置を増設し、その後10月にもオフセット印刷機、包装用ラインの増設が予定されており、更に生産体制を強化する。なお、ソニー DADCでは本年7月よりBDのオーサリングサービスも開始する予定。

(Phile-web編集部)

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