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ソニー、体積を8分の1にした小型地デジチューナーモジュールを開発 − 新VAIOに搭載

公開日 2006/05/16 18:24
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「BTD-VK45XZ」「BTD-VK46XZ」

新VAIO発表会で展示された本開発品
ソニー(株)は、地上デジタルテレビ放送向け小型チューナーモジュール「BTD-VK45XZ」「BTD-VK46XZ」を開発、2006年5月下旬よりサンプル出荷を開始する。サンプル価格は10,500円。

本開発品は、これまでの同社が培ってきた高密度実装や高周波回路技術を用い、同社従来品 体積比約8分の1で業界最高レベルの受信感度(-77dBm)を維持し、優れた耐妨害特性を実現した。消費電力は1.3Wで、質量は約10g。

別項で紹介したノートパソコンVAIO type A (「VGN-AR90PS」「VGN-AR90S」)に採用されている。
 
選局周波数に追従するトラッキング・バンドパスフィルタの採用により、受信波以外の妨害波による干渉を除去して優れた耐妨害特性を実現した。

また、多層ビルドアップ基板の採用により、復調部/チューナー部をそれぞれ専用の層構造とすることで、トランスポートストリーム信号出力からのチューナー部への回り込みノイズの干渉を防ぐことが可能。

【問い合わせ先】
ソニー(株)
コアコンポーネント事業グループ
デバイス&アプリケーション営業本部
TEL/03-5435-3656

(Phile-web編集部)

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