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松下、BD-ROM対応のPC用Blu-ray Discドライブを6月10日に発売

公開日 2006/04/21 17:16
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LF-MB121JD と BD-R/-REディスク

PCに搭載した例
パナソニックマーケティング本部は、PC用の内蔵型ディスクドライブの新製品として、BD-ROMの再生にも対応したBlu-ray Discドライブ「LF-MB121JD」を6月10日より発売する。価格はオープンだが10万円前後での販売が予想される。

本製品は、ピックアップレンズを2つ搭載しBD-R/-REの1層(25GB)/2層(50GB)、BD-ROMに対応したほか、DVD/CDの各種フォーマットに対応したマルチドライブ。対応するディスクは以下の通り。

  ディスクタイプ
記録
再生
BD
BD-RE 1層/2層
BD-R 1層/2層
BD-ROM
DVD
DVD-RAM
DVD-R
DVD-R DL
DVD-RW
DVD+R
DVD+R DL
DVD+RW
DVD-Video、DVD-ROM
CD
CD-R
CD-RW
CD-ROM、音楽CDほか


PCインターフェースは、ATA/ATAPI-5もしくはATAPI-6。対応するOSは、Windows XP/2000だ。各種ライティングソフトウェアを付属しておりBD/DVD/CDへのデータの書き込みが可能。BD-R/-REへの書き込みに対応しているのは、バックアップソフト「PowerBackup 2」とライティングソフト「Power2Go 5」。また、パナソニック独自のBDドライバーソフトにより、ファイルのドラッグ&ドロップでBD-Rに書き込みを行うことも可能だ。なお、発売当初はBD-ROMの再生対応ソフトは付属しない。

様々なライティングソフトウェアを付属する

ディスクの読み込み/書き込みを行うのは、DVD/CDに対応する赤色レーザーのピックアップレンズと、BDに対応する青色レーザーのピックアップレンズ。ドライブ内に2つのレンズを並列して配置し、それぞれのディスクの読み込みと書き込みを行う。

ピックアップ部概要

ピックアップ部/インターフェース部

2レンズ3レーザー方式を導入

「LF-MB121JD」と同様のディスクに対応したBDドライブの、パソコンメーカーへの出荷も4月より開始する。出荷を開始するのは、ハーフハイトタイプ、スリムスロットタイプ、スリムトレイタイプの3タイプだ。


また同社は、PCデータ用BDディスク4機種を4月28日より発売する。ラインナップは以下の通り。

 1層BD-RE LM-BE25D 25GB ¥OPEN(予想実売価格2,500円前後)
 2層BD-RE LM-BE50D 50GB ¥OPEN(予想実売価格6,000円前後)
 1層BD-R  LM-BR25D 25GB ¥OPEN(予想実売価格1,800円前後)
 2層BD-R  LM-BR50D 50GB ¥OPEN(予想実売価格4,300円前後)


BD-R/-REディスクの新製品

2層ディスク1枚でDVD10枚分の記録容量を実現
各モデルとも1〜2倍速の記録に対応したノンカートリッジタイプのブランクディスク。高精度レイヤースタック技術により、安定した記録・再生特性を実現している。生産工程に独自の高精度スピンコート工法を採用することで膜厚のばらつきを抑え、平滑な膜の形成を実現しているのが特長だ。

また記録面をキズから保護するため、独自の「ハードコート」技術を採用。DVD-RAMディスクの10年間の開発で培った技術を応用し、高い保護性能を実現しているという。

安定した記録/再生を実現するレイヤースタック技術を採用

ベアディスクに不可欠なハードコートを採用

本日同社で行われた新製品発表会の模様は別項にてお伝えする。


【問い合わせ先】
P3カスタマーサポートセンター
TEL/03-3436-1888

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドPANASONIC
  • 型番LF-MB121JD
  • 発売日2006年6月10日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格100,000円前後)
  • ブランドPANASONIC
  • 型番記事参照
  • 発売日2006年4月28日
  • 価格記事参照