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オンキヨー、7.1ch再生・バーチャル再生対応のAVアンプ入門機を発売

公開日 2006/04/14 14:52
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TX-SA504
オンキヨー(株)は、AVアンプの新製品「TX-SA504」を5月20日に発売する。価格は税込50,400円ながら、独自技術のVLSCや7.1ch再生機能、バーチャル再生機能などを搭載したハイスペックな入門機だ。

本機は同社が先に発表したHDメディア・コンピューター「HDC-7」とのコンセプトマッチを各所に実現したサラウンドアンプだ。

ソースの原音再生を実現する高品位な「HDサウンド」を追求し、同社がピュアオーディオ製品の開発によって獲得してきた資産が各所に活かされている。D/A変換後の信号に滞留するパルス性のノイズを除去することを目的とした演算プログラム「VLSC」は同社の特許技術だ。これにより、原音信号に忠実な音色を再現する。


本機の背面端子部
シャーシ構造は新たに見直され、剛性の強化と振動対策を徹底。「高剛性フラットシャーシ構造」の採用により、底板の起伏による複雑な共振を抑制し、シャーシから基板に伝わる不要な振動を、接合面やインシュレーター形状の工夫によりさらに低減している。

トランスは電源部と最短で直結させることにより、電源ラインの低インピーダンス化を実現。微細信号の再現やスピーカードライブ力を飛躍的に向上させている。また信号ラインも微少信号に影響を及ぼす接合部の増加を抑え、高度な技術を駆使した合理化を実現したことにより、スムーズな信号伝達を図るとともに、ナチュラルな音のつながりと豊かな質感を獲得している。

本機では、フロントの2つ、または3つのスピーカーだけでバーチャルサラウンド音場を実現するシアターディメンショナル機能を搭載した。また0〜100msの範囲を、20msステップで補正が可能なAVシンク機能も採用されている。


本機に付属するプリプログラム対応リモコン
7.1chオーディオ出力を搭載したHDメディア・コンピューター「HDC-7」との組み合わせによる7.1chサラウンド環境を最適化するため、本機にも同数のサラウンド音声入力端子が設けられている。またマルチメディア機能としては、他にもオプションとしてiPod対応ドックの「DS-A1」と組み合わせた連動機能も備える。

映像系機能のフィーチャーとしては、D4/コンポーネント映像入力端子3系統装備する。プリプログラム対応リモコンが付属している。

【問い合わせ先】
オンキヨー(株)コールセンター
TEL/050-3161-9555

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドONKYO
  • 型番TX-SA504
  • 発売日2006年5月20日
  • 価格¥50,400(税込)
【SPEC】●定格出力:全チャンネル100W(6Ω、1kHz、0.08%以下THD) ●実用最大出力:全チャンネル160W(6Ω、JEITA) ●全高調波歪率:0.08%(1kHz、定格出力時) ●周波数特性:5Hz〜100kHz/+1、-3dB(Direct mode) ●SN比:100dB(LINE、IHF-A) ●スピーカー適応インピーダンス:4Ω〜16Ωまたは6Ω〜16Ω ●映像入力端子:D端子3、コンポーネント端子3、Sビデオ端子3、コンポジット端子4 ●映像出力端子:D端子1、コンポーネント端子1、Sビデオ端子2、コンポジット端子2 ●音声入力端子:デジタル3(光2/同軸1)、アナログ7(2ch6/7.1ch1)●音声出力端子:デジタル1(光)、アナログ3(2ch2/サブウーファープリ1) ●スピーカー出力端子:7 ●ヘッドホン端子:1 ●RI端子:1●消費電力(電気用品安全法技術基準):450W ●最大外形寸法:435W×151H×377Dmm ●質量:10.2kg