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年末年始の番組をゼンブ録り!ソニー「Xビデオステーション」を折原一也氏がチェック

2006/01/03
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VAIO Xビデオステーション「VGX-XV80S」
ソニーのパーソナルコンピューター「VAIO」シリーズの新製品として、2005年冬に発売された“Xビデオステーション”「VGX-XV80S」を、オーディオ・ビジュアル・ライターの折原一也氏がロングランチェックする。

■画質やキーワード設定を上手に使い、大容量HDDに賢く録画しよう

ソニーの同時多チャンネルビデオレコーダー、Xビデオステーションを使ったロングランレポートは3回目となる。今回は、前回に引き続きPCにインストールした「XVブラウザー」を使った操作や機能に触れていこう。

XVブラウザーのメニューにある「録画パターン」は、初期設定でも入力できる全チャンネル録画の設定を行うものだ。Xビデオステーションでは全チャンネル24時間録画のみならず、チャンネル毎に録画する時間帯を指定してそれぞれにビットレートや保存期間、曜日などを設定できるのだ。今回の500GBモデルでは標準画質で一日中録画していると1.4日しか入らないため、観る機会の少ない時間帯を予約対象から外して保存日数を増やしている。更にサーバー側の設定では特定のジャンルやキーワードに一致する番組に対して個別の条件を指定することもでき、例えばドラマだけは2週間保存、ニュースは長時間モード録画した1日で削除するなどの設定を行うことで、好みの番組はより

「キーワード」の表示では、標準でジャンル別の絞り込みも行える。赤いマークは現在録画中の番組だ

録画パターンはチャンネルごとに時間帯で指定できる。離れた時間帯や曜日など複数の設定も可能だ

パターン録画の設定では、自動削除から外す期間や録画モードによる画質の指定も行える

「録画リスト」は純粋な録画済み番組の一覧で日時やチャンネル、ジャンルなどで並び替えも行える。また、右上の検索ボックスに文字を入力することでキーワードを使った絞り込みも可能だ。Xビデオステーションでは、常時数百もの番組が保存されているのが当然だけに、「タイムマシン」で探しにくい番組は検索に頼った方がてっとり早い。高画質にしたり、HDD容量を節約したりできる。

自動パターンに合致した番組に対して、更にジャンルやキーワードを条件に設定を変更するオプションもある

「キーワード」は、こちらは予めサーバーに設定しておいたキーワードに合致する番組を一覧して録画済み番組に対するキーワード検索機能だ。なお、初期設定ではジャンルが登録されているため、それだけでも役立つという人もいるだろう。設定は「その他の設定」から変更できる。

次回レポートは、リモコンを使ったテレビ上での視聴に挑戦してみよう。

(取材・執筆/折原一也)


折原一也 プロフィール
埼玉県出身。コンピューター系出版社編集職を経た後、フリーライターとして雑誌・ムック等に寄稿し、現在はデジタル家電をはじめとするAVに活動フィールドを移す。PCテクノロジーをベースとしたデジタル機器に精通し、AV/PCを問わず実用性を追求しながら両者を使い分ける実践派。

>>折原一也氏のWebサイト


>>「VGX-XV80S」を製品データベースで調べる
>>「VGX-XV40S」を製品データベースで調べる

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