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ビクター、レンズ/プロセッサーを選択できるD-ILAハイエンドプロジェクターを発売

公開日 2005/09/28 18:19
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プロジェクションヘッド部

AVハブプロセッサー(上)/デジタルビデオプロセッサー(下)
日本ビクター(株)は、D-ILAデバイスを3枚使用したフルハイビジョン対応プロジェクターを11月下旬より順次発売する。本製品は、プロジェクションヘッド部とビデオプロセッサー部を分離した2ユニット構成。2種類のレンズと2種類のビデオプロセッサーを用意しており、組み合わせごとにモデル名が付けられている。詳細は以下の通り。

プロジェクションヘッド(スタンダードズームレンズ)+ AVハブプロセッサー
 DLA-HD11K 1,695,750円 11月下旬発売

プロジェクションヘッド(ロングズームレンズ)+ AVハブプロセッサー
 DLA-HD11KL 1,695,750円 12月下旬発売

プロジェクションヘッド(スタンダードズームレンズ)+ デジタルビデオプロセッサー
 DLA-HD12K 2,362,500円 11月下旬発売

プロジェクションヘッド(ロングズームレンズ)+ デジタルビデオプロセッサー
 DLA-HD12KL 2,362,500円 12月下旬発売

本製品は、独自開発の0.8型フルハイビジョンD-ILAデバイスを3枚搭載したフロントプロジェクター。画素間の格子が目立たないD-ILAの特長により、滑らかな映像再現を実現している。

プロジェクションヘッド部は、筐体にアルミ押し出し素材を採用。新開発のボディーシャーシと独自の排気構造の採用により、27dBの静音性を実現している。レンズはフォーカス性能を向上させた新開発の電動ズームレンズを採用。レンズの絞りを矩形開口にした「ダイナミックスクエアアパーチャー」機構を搭載し、ズームポジションによって絞りを最適化することにより、テレからワイドまで同じレベルの高コントラストを実現している。投射距離は100インチの場合、「スタンダードズームレンズ」が約3.29m〜4.64m、「ロングズームレンズ」が4.34〜8.30m。


色再現能力を向上

新開発のプロジェクションレンズ
光源には200W超高圧水銀ランプを採用。色再現をさらに高めるため、RGBの色ごとにF値を最適化する独自の新照明光学系「オプティマムカラーイルミネーションシステム」を採用し、ハイビジョンテレビの色再現域を大幅に上回る色再現能力と、コントラストの低下要因である拡散光成分を大幅に減少させた。

ビデオプロセッサー部は、「AVハブプロセッサー」と「デジタルビデオプロセッサー」の2種類から選択可能。


「AVハブプロセッサー」

「デジタルビデオプロセッサー」
「AVハブプロセッサー」は、米国アンカーベイテクノロジーズ社製。HDMI4系統を含む映像入力12系統と、光デジタルオーディオ2系統を含むオーディオ入力9系統の入力が可能だ。

上位モデルに位置づけられた「デジタルビデオプロセッサー」は、米国ファロージャ製。SDを含む各映像信号を1080pへ高精度にアップスケーリングすることができ、3:2プルダウンやMADIディレーシング技術などを搭載している。

【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
広報室
TEL/03-3289-2813

(Phile-web編集部)

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