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東芝、フルHD表示対応テレビ向けのLSIチップセットを量産開始

公開日 2005/09/26 18:21
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東芝(株)は、デジタル放送受信機向けシステムLSIの新製品として、CPU、MPEG−2デコーダ、グラフィック、高画質化処理の機能を統合した「TC90411XBG」およびHDMI等の多彩な外部入力のインタフェース機能を搭載した「TC90111XBG」とで構成されるチップセットを開発。今月より量産を開始すると発表した。

本チップセットを使用することにより、デジタル放送受信機においてフルHD(1080p)表示の高画質化が可能となるという。

「TC90411XBG」は、現在放送されているBSデジタル放送、110度CSデジタル放送および地上デジタル放送に対応可能。圧縮されたデジタル放送の映像を伸張するMPEG−2デコーダ、これらを制御するCPU、グラフィックエンジン、高画質化処理までを1チップで実現している。

別チップとして開発された外部入力用の「TC90111XBG」は、高画質なフルデジタル処理のHDMI入力、コンポーネントをはじめとする多彩な外部からのAV入力に対応することも可能だという。

【問い合わせ先】
東芝(株)
セミコンダクター社
システムLSI統括第一部
TEL/03-3457-3651

(Phile-web編集部)

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