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<IFA2005レポート:東芝>HD DVDを実機デモで紹介/LEDを光源にしたプロジェクター

2005/09/04
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東芝はHD DVDの特設ブースを設け、再生専用機によるHD DVDとDVDの映像比較デモンストレーションを行っている。HD DVDの展示についてはドイツのマスコミも取材に訪れ、関心の高さがうかがえる。ブース中央には試作機も展示される。試作機は背面にHDMI端子やLAN端子も備えている。

HD DVD-ROMプレーヤーの展示には大いに注目が集まる

HD DVDとスタンダードDVDの比較デモを特設ブースで行う

HD DVD-ROMプレーヤー試作機の背面端子部を確認することができた

もう一つの特設ブースでは、東芝のプロジェクター商品群を試写している。日本でも既に発売されているTDP-MT700が注目を集める一方、光源にLED(発光ダイオード)を用いた小型プロジェクターもデモを行う。DLPチップを使ったパネルの解像度は800×600画素のSVGAサイズ。主にビジネス用途での活用が視野に入れられているようであり、2秒でシャットダウン可能とし、565グラムの軽量サイズを実現している。欧州では年末に向けて発売準備を行っており、価格は999ユーロを予定している。

発光ダイオードを光源に用いた小型プロジェクター

LEDプロジェクターのデモも行う

日本では既に発売されているHDD内蔵液晶テレビのシリーズは、今回は「HDD搭載テレビ」のコンセプトモデルとして紹介されていた。ほかにも東芝のコンセプトモデルとしては、自社製の小型HDDを搭載したデジタルオーディオプレーヤーの試作機や、1.8インチHDDと3.5インチの有機ELディスプレイを搭載したマルチメディアプレーヤーの試作機などが展示されている。

ちょっとタイムfaceは「HDD搭載テレビ」のコンセプトモデルとして紹介されていた

小型HDDを内蔵したデジタルオーディオプレーヤーのコンセプトモデル

1.8インチHDDと3.5インチの有機ELディスプレイを搭載したマルチメディアプレーヤー

(Phile-web編集部・山本)
[IFA2005REPORT]

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