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シャープら4社が「iVDR」対応保護技術ライセンスグループを設立

2005/04/26
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シャープ(株)は同社のホームページにて、三洋電機(株)、パイオニア(株)、(株)日立製作所とともに、デジタル家電からPCまで幅広く対応するデジタル記録メディアのためのコンテンツ保護技術SAFIAを開発し、そのライセンス供与を目的としたライセンスグループを結成したことを発表した。

SAFIAの技術はリムーバブルHDDの標準規格である「iVDR」のコンテンツ保護方式として開発されたものであり、以下のような特長を有している。

・AES-128によるコンテンツ暗号化、PKIベースの双方向認証と転送プロトコルにより、堅固なセキュリティを実現
・コンテンツの暗号化に用いた鍵とコンテンツ利用条件とを一体として取り扱う技術により、セキュアな環境でのコンテンツアクセスが可能
・HDDの特長を活かし、セキュアかつ高速なムーブ機能を実現可能
・アプリケーション毎にコンテンツ利用条件を設定可能
・コンテンツと鍵を独立した経路・タイミングで流通させる「超流通」にも対応可能

同ライセンスグループは、今後2005年7月までに対象製品や料金などの具体的ライセンスプログラムを決定し、関連商品を市場投入できるようなビジネス環境の立上げを進めていく考えを明らかにしている。

(Phile-web編集部)

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