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キクチ「Stylist」にスプリングローラー、電動巻き上げなど3タイプが新登場

2005/01/17
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ついにスプリングローラー、電動巻き上げが追加されたキクチ「Stylist」
●キクチ科学研究所の「Stylist」といえば、従来の事務用品調デザインであったスクリーンに“インテリア感覚”を根付かせたエポックメイキングなシリーズとして昨年好評を得た。単にデザインにこだわったというだけではなく、投映画質の良さ、機構部の性能、持ち運びできる手軽さなど、総合的にホームシアターユーザーの視点に立ったノウハウの凝縮が人気の理由だろう。オープン価格ではあるが、実売6万円前後でこの内容ならば、お買い得感は十分。今では同社の人気製品に成長したという。

その「Stylist」が装いも新たに3月1日よりブランドとして確立される。従来の床置きタイプの他に、スプリングローラー型「Stylist SR」、ワンタッチでアップライズできる新機構の床置き型「Stylist Limited」、電動型「Stylist E」を加え、ラインナップを増強する。

ケースカラーはイタリアンレッド、コバルトブルー、スノーホワイト、ミッドナイトブラックの全4色。本格派なら黒、天井や壁との親和性を重視するなら白、部屋のインテリアのアクセントとしておしゃれにキメたい人には赤か青…というように嗜好に合わせられるのがいい。

スクリーンの素材は、グレイマットアドバンス(AM)、シアターグレイアドバンス(AG)の他に、好評のホワイトマットアドバンス(WA)、そして新発売の150PROGアドバンスの中から選択できる。

シアターグレイマットアドバンス(AG)と150PROGアドバンスはビーズ系でそれ以外はマット系だ。明るさ(lm)を十分確保できるようになった昨今のプロジェクターではマット系が主流であるが、ビーズの必要性は依然高いという。

150PROGの素材は、キクチの看板である“ビーズ”をさらにブラッシュアップさせた生地で織り込まれているというが、その詳細についてはまだ明らかにされていない。ゲインは1.5とビーズ系としては抑えめで、薄明かりで映画を楽しむ環境や明るさの感度という面でハンディキャップのある年配者に適している。自宅の使用シーンに照らし合わせて検討されたほうがいいだろう。価格はいずれも未定とのこと。「AVレビュー」3月号(2月17日発売)で明らかにしたい。

【Stylistのラインナップ】
「Stylist SR」(スプリングローラー型)
スタイリストの統一コンセプトで開発されたスタイリスト・SR。新開発のサイレントアップ・ブレーキ・アシストを搭載し、スムーズで品位の高い操作感を追求している。スタイリスト・E同様にセッティングブラケットを採用。●サイズ…80、100インチ(16:9)

Stylist SR

「Stylist Limited」(新機構の床置き型)
先行発売の「スタイリスト」にガスストラット仕様のワンタッチアップ機構を追加し、操作時にただ軽く引き上げるだけの簡単セッティングを実現した。サイズも待望の100インチワイドが追加している。●サイズ…80、100インチ(16:9)

「Stylist Limited」はワンタッチでアップライズする新機構を装備

「Stylist E」(電動巻上げ型)
スタイリスト待望の電動巻上げタイプ/スタイリスト・Eが登場。ワイヤレスリモコンを標準装備し、取り付け時に外から見えないセッティングブラケットで、取り付けも簡単になった。離れた位置から操作できるのがいい。●サイズ…80、100、120インチ(16:9)

(AVレビュー編集部)

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  • ブランドKIKUCHI
  • 型番上記参照
  • 発売日2005年3月1日
  • 価格未定