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≪A&V FESTA 2004レポート≫富士通テン、ECLIPSEシリーズの最高峰「TD712z」をマルチchでデモ

公開日 2004/09/22 20:28
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●富士通テンのブースでは、同社の既存製品全てのほか、新たに発表されたフラグシップスピーカー「TD712z」も展示している。

先日発表されたフラグシップモデル「TD712z」

インテリアとのマッチングを強調するブース展開

エントランス付近では、カジュアルなラックに置かれたDVDプレーヤーやAVアンプと「TD712z」が並び、ECLIPSEスピーカーならではの、インテリアとの高いマッチングが強調されている。

また、コンパクトな2chシステム「307PAWH」は、最新iPodと組み合わせての展示。ヨーロッパのアップルストアでは、iPodとの組み合わせに最適なモデルとして同機種が販売されているという。

iPodと組み合わせた307PAWH

奥にある視聴室はマルチチャンネルシステムが組まれ、TD712zが5本、正確なITU-R配置でセッティングされている。同社の担当者によると、「本機の持つ空間再現力をアピールするため、あえて2chではなくマルチchにした」とのこと。「ソースに記録された情報をあまさず再現するのがECLIPSEシリーズのポリシー。原音再生を追求する姿勢を感じてもらいたい」という。

TD712zをマルチチャンネルで設置した試聴室

視聴室には見慣れないサブウーファーも置かれており、これはどうやら同社がTD712zとの組み合わせ用に開発を進めているハイエンドサブウーファーのようだ。現在のところ25cmウーファーを対抗配置しているが、内部構造、外観などはこれからじっくり詰めていく段階とのことで、詳細は未定。発売日、価格等も現段階ではまったく決まっていない。

開発中というハイエンドサブウーファー

また視聴室には、ELIPSEシリーズを愛用するミュージシャン、エンジニアなどの写真が飾られ、同シリーズがプロの間でも高い人気を誇っていることが改めて感じられた。

ECLIPSEシリーズを愛用するミュージシャン

なお、3年前のモデルになるが、512シリーズのアンプ「A502」が、英What's HiFi誌の5つ星を最近受賞したという。並み居る新製品を抑えての受賞からも、同シリーズの高い実力を伺い知ることができる。

(Phile-web編集部)

avfesta2004

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