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ヤマハ、Klipschの国内展開モデルを公開 インウォールも年内発売

公開日 2004/09/16 18:51
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●別項でお伝えしたように、米クリプシュ・オーディオ・テクノロジーズ社とヤマハ(株)は、スピーカーおよびホームシアターシステムなどの共同商品開発や、海外市場における販売協力等の業務提携、国内でのクリプシュ社全製品の販売総代理店契約に基本合意した。

ヤマハはクリプシュ製品すべての国内販売権を持ち、まず11月にReferenceシリーズと2.1chスピーカー「GMX A-2.1」を発売する。その後、年内には壁面・天井埋め込みタイプのスピーカーも販売開始する。製品の発表は10月以降に正式に行われるが、発表会の会場に一部が展示された。

Referenceシリーズは、能率の高いTractrixホーンを全機種に搭載し、2チャンネル、マルチチャンネルのどちらにも対応する。発売するのはサブウーファーも含めて8モデル。なお、正式な価格はすべて未定となっている。

■フロア型「RF-35」1本10万円前後
デュアル20cmウーファー+Tractrixホーン搭載の全米ベストセラーモデル
カラー:ブラックアッシュ、ライトチェリー

■フロア型「RF-25」1本6〜7万円前後
デュアル16cmウーファーとTractrixホーンを搭載
カラー:ブラックアッシュ、ライトチェリー

■ブックシェルフ「RB-35」1本5〜6万円前後
20cmウーファーを採用した上級ブックシェルフ
カラー:ブラックアッシュ、ライトチェリー

■ブックシェルフ「RB-25」価格未定、ペア売り
16cmウーファー搭載の高性能モデル
カラー:ブラックアッシュ、ライトチェリー

■センタースピーカー「RC-35」1本6万円前後
16cmウーファーを2基搭載
カラー:ブラックアッシュ

■センタースピーカー「RC-25」1本4〜5万円前後
13cmウーファーを2基搭載
カラー:ブラックアッシュ

■サブウーファー「RW-10」1本10万円前後
200Wアンプ内蔵、25cmウーファー搭載のアクティブサブウーファー
カラー:ブラックアッシュ

■サブウーファー「RW-8」1本6〜7万円前後
100Wアンプ内蔵、20cmウーファー搭載のアクティブサブウーファー
カラー:ブラックアッシュ


RF-25(左)とRB-25(右)

RC-25
会場には、ProMediaシリーズの2.1チャンネルシステム「GMX A-2.1」も置かれていた。こちらも11月の販売を予定し、価格は35,000円〜4万円程度、高くとも5万円以下になるとのこと。スピーカー2台、サブウーファー、コントローラーのセットで、コントローラーではマスターボリュームとサブウーファーボリュームを独立調整できる。スピーカーは小型ながらマイクロ「Tractrixホーン」を搭載し、サイズを超えた高音質を獲得している。


「GMX A-2.1」とiPodを接続した例

「GMX A-2.1」のコントローラー部


スピーカーを横から見たところ

上部にはマイクロホーンも装備
また、ハイエンドシリーズとなるPremiumシリーズのスピーカー、サブウーファーも展示。こちらは販売開始時期、価格とも未定とのこと。


Premiumシリーズ
カスタムインストール用のスピーカーも用意される。年内に販売開始する予定で、インウォールタイプの「RCW-3」はペア3万円、「SCW-1」はペア4〜5万円、天井埋め込みタイプの「RCR-3」は6〜7万円でそれぞれ販売する見込み。


インウォール&インシーリングスピーカー
米国でKlipschが販売しているといオーディオコントローラー・アンプ「ZAC-60」も紹介されていた。Zonブランドの製品で、60Wのデジタルアンプ(ステレオ)を搭載。コントローラーにはジョグダイヤルと液晶が装備され、独自のユーザーインターフェースを実現している。内蔵DSPにより、イコライジングやトーンコントロール、バランスコントロール、ラウドネスコントロールも可能という。


オーディオコントローラー・アンプ「ZAC-60」
(Phile-web編集部)

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