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≪CEDIA REPORT 2004(21)≫ヤマハ、北米でも「MusicCAST」が好評 プラズマの出展も

2004/09/13
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●ヤマハのブースは、音響関連、映像関連ともに充実した製品ラインナップを展示。日本でもお馴染みのワイヤレス・ミュージック・ネットワーク「MusicCAST」は北米市場においても高評価を得ているようで、会場の展示解説スペースには常時インストーラーたちが人だかりをつくっていた。

北米インストーラーたちの関心を集めた「MusicCAST」のデモ

AVアンプはフラグシップモデルの「RX-Z9」を中心に豊富なラインナップを展開。「Z9」は170W×7+50W×2の定格出力に幅広い最新サラウンドフォーマットのデコードに対応。i.Link端子を背面に搭載するほか、米国ならではの機能としてラジオチューナーも搭載する。

フラグシップAVアンプ「RX-Z9」はカスタムインストール時の優位性をアピール

今回の展示では、PCを使ったカスタムインストールにフォーカスをあてたデモ展示が行われていた。Z9のほかに、ミドルレンジクラスの新製品AVアンプとして「RX-V2500」「RX-V1500」の各モデルを紹介。いずれもヤマハ独自の自動音場調整機能「YPAO」を搭載している。

自動音場補正機能を搭載したAVアンプ新製品「RX-V1500」

プレーヤー系に関してはユニバーサルプレーヤーが好調のようだ。「DVD-S2500」はi.Link、HDMI出力をともに備え、218MHz/12bitビデオDACと192kHz/24bitオーディオDACを搭載する。本機の下位モデルとして「DVD-S1500」も紹介。こちらは108MHz/12bitのビデオDAC、192kHz/24bitのオーディオDACが搭載されている。

ユニバーサルプレーヤー「DVD-S2500」

ユニバーサルプレーヤー「DVD-S1500」

また、プログレッシブ映像出力が可能なユニバーサル仕様の5ディスクチェンジャーも新製品「DVD-C750」を展示。DVDビデオ/オーディオの他に、SACD/CD、DVD±RW/±Rディスクなどの再生に対応したディスクチェンジャーで、DivX/WMA/MP3など再生可能なファイル形式も幅広い。108MHz/12bitのビデオDAC、192kHz/24bitのオーディオDACが搭載され、CDのアップサンプリング機能もサポートする。マルチゾーンへのソース供給にも対応する。

ユニバーサル仕様の5ディスクチェンジャー「DVD-C750」(写真手前)

ホームプロジェクターは日本と同じモデルを展開

プロジェクターは日本でもお馴染みのDLP系「DPX-1100」と液晶系「LPX-510」を北米市場にも展開する。またヤマハは北米市場向けにプラズマティスプレイも販売している。55インチサイズのプラズマディスプレイ「PDM-5520」は今回のイベントで初めて紹介された新製品。e-ALIS方式のパネルを採用し、1,366×768ドットの解像度と1000対1のコントラストを実現する、「PDM-4210」は既に6,000ドルの価格で市場に出荷されている42インチプラズマディスプレイ商品。ベゼルカラーに従来からのブラックのほか、今回のショウでブラウン/ワインレッドの木目仕様の製品が紹介された。

55インチプラズマディスプレイ「PDM-5520」

ブラウンのベゼルカラーの42インチプラズマ「PDM-4210」


こちらはワインレットのベゼルカラー

(Phile-web編集部 山本)

[CEDIA2004REPORT]

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