パナソニック、プラズマ「VIERA」に最大65V型モデルを投入

●パナソニックマーケティング本部より、パナソニックの薄型テレビ新商品として65V型プラズマディスプレイ「TH-65DX300」が10月1日より発売されることが明らかにされた。同社は本機を薄型テレビ「ビエラ」シリーズにおいて、最大の画面サイズを実現したハイビジョンプラズマディスプレイとしてラインナップし、2,079,000円の価格で販売する考えだ。

本機では、現行の「ビエラ」プラズマテレビシリーズにも登載された高画質回路である新「PDP PEAKSドライバー」を採用し、新たなパネル工法技術や駆動回路技術を導入することで65V型の大画面サイズを実現している。またフルタイム・フル画素36億2000万色、1,536階調の表現力は、映画などでの暗いシーンにおいても最大85億8000万色相当、2,048階調相当の表現力を実現している。さらに「ビビッドカラークリエーション」、「サブピクセルコントローラー」、「モーションパターンノイズリダクション」や「リアルブラッククリエーション」により、細部の高い解像感、優れた動画表示などが実現されている。

これまでのモデルにおいても採用されていた「リアルブラック駆動方式」では、映像黒レベルにおける予備放電の発光を大幅に低減させる同社独自の駆動方式で、現時点で発売されているハイビジョンプラズマパネルとして最高の3,000対1の優れたコントラストを実現している。さらに、前面保護ガラスに光の透過率を抑える「ディープブラックフィルター」を本機にも採用し、明るい環境下でも映り込みを抑えた、立体感のある映像が実現されている。

本機はチューナーを内蔵しないモニター仕様となる。映像入力端子としてはコンポーネントビデオのほか、S映像、コンポジット、RGBが揃う。本体には高級感あふれるピアノブラック塗装を採用。別売オプションとして、専用のスピーカーシステムや壁掛け金具なども同時発売される。

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（Phile-web編集部）