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ヤマハ、高音質スピーカードライブ回路を搭載したデジタルアンプICを開発

公開日 2004/08/31 19:25
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「YDA138」
●ヤマハ(株)より、新開発の高音質のスピーカードライブ回路「ピュアパルスダイレクトスピーカードライブ回路」を搭載したデジタルアンプ向けIC「YDA138」の開発がアナウンスされた。本製品では、10W出力クラスのデジタルアンプICとしては最高水準の低歪率特性と低ノイズ特性を達成しながら、外付部品の削減を実現している。

従来のデジタルアンプICでは、スピーカーとの接続にLCフィルター(コイルLとコンデンサCで構成した低域通過型フィルター)を使用し、デジタルアンプICの出力信号に含まれるパルス変調信号をLCフィルターで除去していた。本製品に搭載された「ピュアパルスダイレクトスピーカードライブ回路」では、このLCフィルターの省略が可能であり、スピーカーを直接接続してスピーカーをドライブする動作を可能にし、またLCフィルター部品の削減とLCフィルターで発生する音質低下を排除することに成功している。

さらに従来のLCフィルター部品の削減だけを目的としたフィルターレスデジタルアンプICで問題となったスピーカーの逆起電力によって発生する音質劣化や、電源電圧の変動によって発生するパルス出力信号の歪みやノイズ混入についても改良が加えられた。「ピュアパルスダイレクトスピーカードライブ回路」ではパルス出力信号の歪みやノイズ混入を低減してスピーカーを直接駆動する機能を備え、従来のフィルターレス動作可能な10WクラスデジタルアンプICと比較して、歪みと出力ノイズの大幅な削減を達成している。また本製品では10Wクラスの現行アナログアンプICと比較して消費電力を最大1/4以下に低減し、アナログアンプICで必要だった外付放熱板が省略できるようになる。

同社では本製品のサンプル出荷を2004年11月8日から1個600円の価格で開始する。フラットパネルTV、液晶PCモニター、ポータブルオーディオ機器、PCスピーカーなどの高音質用途向けデジタルアンプへの活用を提案していく考えだ。

【問い合わせ先】
ヤマハ(株)
TEL/0539-62-5444

(Phile-web編集部)

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