DLNA、ネット家電の設計ガイドラインを公開

2004年06月23日
●ソニー(株)、シャープ(株)など世界14ヶ国140社の加盟からなるデジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス(DLNA)は、デジタル機器のオープンな相互接続環境の実現を目標とし、業界標準技術に基づいた技術的な製品設計ガイドラインとなる「ホーム・ネットワーク・デバイス・インターオペラビリティー・ガイドラインver.1.0」を発表した。本ガイドラインでは、相互接続が可能なデジタル機器を設計するために必要な設計項目が規定され、ユーザーはこのガイドラインに準拠した製品で構成されるホームネットワーク内で音楽・写真・ビデオなどのデジタルコンテンツを手軽に楽しめるようになるというものである。

今回策定されたガイドラインでは、ホームネットワーク環境における機器間の相互接続に重要であるメディアサーバーとその中のコンテンツを再生する機器についての設計ガイドラインが定義されている。このガイドラインでは、インターネット・プロトコルやUPnP、Wi-Fiなどと同様に認知された標準技術を活用しており、家電、PC、モバイル業界でも応用が可能であるという。今回のver.1.0では音楽、写真、ビデオそれぞれの必須フォーマットが規定されているが、今後オプションとしてあげられるメディアフォーマットが追加される予定であるという。リモコン・携帯電話などのモバイル機器も視野に入れた展開も見込まれている。

DLNAは16社の設立メンバーである富士通(株)、HP、インテル、IBM、(株)ケンウッド、レノボ、マイクロソフト、NECパーソナルプロダクツ(株)、ノキア、松下電器産業(株)、フィリップス、サムスン電子、シャープ(株)、ソニー(株)、STマイクロエレクトロニクス、トムソン(アルファベット順)を中心に広く業界に参画を呼びかけ、現在14ヶ国140社で構成されている。コントリビューターメンバーであったテキサスインスツルメンツが、さらにDNLAの主導的役割を果たすプロモーターメンバーになる等、団体の活動も活性化している。DLNAでは2005年半ばでの共通ロゴ作成を目指しており、2004年秋以降からガイドラインver.1.0に準拠した製品を市場に提供していく考えを示している。

(Phile-web編集部)

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