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パイオニア、進化したカーナビ HDD“サイバーナビ”新製品を発表

2004/05/12
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“HDD [サイバーナビ] ”「AVIC-ZH900MD」
●パイオニア(株)は、ドライバーひとりひとりの好みや行動パターンを記憶・学習し、ドライバーに代わって操る“エージェント”機能をさらに進化させたカーナビゲーション“HDD [サイバーナビ] ”の新製品4モデルを6月下旬より順次発売する。各製品の詳細は以下の通り。

7.0型ワイドタッチパネル HDD AVナビオートサーバー
「AVIC-ZH900MD」388,500円(税込)6月下旬発売
「AVIC-ZH900」 367,500円(税込)6月下旬発売

7.0型ワイドタッチパネル HDDナビゲーションオートサーバーセット
「AVIC-XH900」315,000円(税込)6月下旬発売

HDDナビゲーションオートサーバー
「AVIC-H900」220,500円(税込)7月下旬発売


モーバイルエンタテインメントカンパニー 須藤民彦氏
本日同社にて行われた新製品発表会にはモーバイルエンタテインメントカンパニー プレジデントの須藤民彦氏が出席し、以下のように語った。
「今回、フルモデルチェンジとなるHDDサイバーナビの新価値は、昨年提唱した、“エージェント”化をさらに大幅に進化させ、カーナビゲーションとしての時間的、空間的制約を解消し、今まで経験したことのない、まったく新しいカーライフを実現するものです。カーライフの楽しさは車に乗る前からはじまっています。家にいてもその楽しさが実感できることがカーライフの進化であると考えます。本製品は、車と家をシームレスに繋ぎ、それぞれの使用シーンでカーナビ自身が意思を持ち、ドライバーの意思を越えて機能します。そして、数々の進化を遂げたカーナビゲーションの機能に止まらず、高品質なAVまでもとりしきる、ドライバーの生活全般に欠かせない存在へと大きく変貌を遂げた製品です。」

最上位機種となる「AVIC-ZH900MD」は、DVDビデオ、DVD-R/RW、CD-ROM、CD-DA、CD-R/RWに加え、MDの再生にも対応。タッチパネル式の7.0インチワイド液晶を搭載し、HDD容量は30GB。カーコンピューター部と大容量HDD部を小型ユニット化した「ブレインユニット」は、着脱が可能で、ホームユース用「リビングキット」に装着し、家庭用TVと接続すると自宅でも使用することが可能だ。

さらに進化した“エージェント”部は、過去の膨大な渋滞データを季節・時刻・曜日などで統計処理し、渋滞予測データとして活用する「渋滞予測機能」や、ドライバーの嗜好や現況を把握し、きめ細かなドライブプランを作成・管理する「ドライブプランナー」、ドライバーのフィーリングに合わせてHDDに録音した曲の中から、自動的に選曲・再生することができる「フィーリングプレイ」などを採用。

収録エリア内の一般道と都市高速で、建物の高さや外壁・看板・信号機・歩道橋・地盤の起伏などを細部までリアルに表現し、街並みを精緻に再現する「ソリッドシティマップ」も搭載された。

クルマごとに最適な音響空間を実現する「オート・インテグラル サウンド システム」や、「ミュージックサーバー4倍速同時録再」、「5.1ch対応・DSPユニットコントロール」などの搭載により、オーディオ機能もさらなる充実を図っている。

また今回の発表会の会場では、車載用の地上デジタル放送受信機が参考出品された。こちらは2006年以降に見込まれている地デジの全国展開に向けて、研究開発中とのことだ。

地上デジタル放送受信機の説明

参考出品の受信機

【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カスタマーサポートセンター
Tel.0070-800-8181-22

(Phile-web編集部)

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  • ブランドCARROZZERIA
  • 型番AVIC-ZH900MDほか
  • 発売日記事参照
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