松下、地上デジタル対応の車載用ワイド液晶テレビ「VIGIN」を発売

11V型ワイドカラーモニター「TR-M110W-K」

●松下電器産業（株）は、業界で初めて地上デジタルチューナー用の拡張端子を装備した車載用ワイドテレビ2機種と、車載用ワイドモニター3機種の計5機種を4月9日に同時発売する。

5機種にはシリーズ名として「VIGIN」という愛称が付けられている。VISUALとBEGINを表す造語という。5機種の詳細は以下の通り。

＜車載用カラーテレビ＞
7V型ワイド「TR-T70W3」\62,475（税込）
9V型ワイド「TR-T90W3」\96,915（税込）

＜車載用カラーモニター＞
7V型ワイド「TR-M70WS3」\51,555（税込）
9V型ワイド「TR-M90WS3」\80,955（税込）
11V型ワイド「TR-M110W-K」\113,400（税込）

カラーテレビ2機種には、車載用テレビとしては業界で初めて「地上デジタル放送受信用の拡張端子」を装備。拡張用20ピン専用DINコネクターの採用で専用ケーブルによるワンタッチ 接続による機能拡張が可能。2005年に発売予定の地上デジタルチューナーアダプターを接続することで、地上デジタルテレビとして使用できる。

また、「TR-T70W3」「TR-T90W3」「TR-M110W-K」の3機種は、拡張AV出力端子に、ミラーリング出力だけでなく、3機種とは異なる独立した映像・音声を出力することができる。これにより、前席と後席で別の映像ソースを楽しむことも可能になる。

「TR-T70W3」「TR-T90W3」には、「画面オフ」機能を搭載。前席モニターをオフし、後部座席用にテレビ、DVDビデオ等の映像・音声を出力することが可能。 さらに、本機能を利用し、本機の画面出画をオフにし内蔵スピーカーやFMトランスミッター機能での音声視聴も可能となる。

付属のハイダウェイユニット部は、リアシートエンターテイメントシステムとして発展が可能なAV入力端子1系統、AV出力端子1系統を装備し、DVDビデオプレーヤー等のモニター用途やマルチモニターシステムへの発展が可能。

また11V型ワイドモデル（TR-M110W-K）は、アナログRGB入力と、地上デジタル放送等の次世代メディアへの高画質発展が可能なD2入力端子を装備するなど、充実した仕様を誇る。

【問い合わせ先】
松下電器産業株式会社　
パナソニックAVCネットワークス社
企画グループ　広報チーム
TEL/072-624-7835

（Phile-web編集部）