HOME > ニュース > ヤマハ、独立回路構成を採用したユニバーサルプレーヤー「DVD-S2300」を発売

ヤマハ、独立回路構成を採用したユニバーサルプレーヤー「DVD-S2300」を発売

公開日 2002/10/31 17:05
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
DVD-S2300
●ヤマハ(株)は、DVDオーディオ/ビデオとスーパーオーディオCDの再生に対応したディスクプレーヤー「DVD-S2300」を11月下旬より発売する。価格は120,000円。

DVDオーディオ、DVDビデオ、SACD、音楽CDなど、それぞれのメディア特性を活かしきるため、DVD系とSACD系の回路を完全独立構成とする“2in1”コンセプトを採用。DVD回路には、54MHz/12bitビデオDACと、192kHz/24bitオーディオDACを搭載し、さらにSACD回路には高音質のハイエンドDSD-DAC(アナログデバイセズ社 “AD1955”)を全チャンネルに搭載。なお、このDSD-DACは高音質モードで使用している。フィルター回路もS/N比に優れた高精度金属皮膜抵抗をふんだんに使用するなど、徹底して音質を追求している。

また、映像のプログレッシブスキャンには、米国セージ社のファロージャDCDi回路を採用している。

SACDやDVDオーディオ、そして音楽CDの再生時には映像回路を自動的に停止させるビデオオフ機能を使用でき、映像回路からオーディオ回路への悪影響を防止する。電源トランスはアナログ用とデジタル用とで独立装備したツイントランス方式とし、さらには出力端子には金メッキを採用するなど、高級オーディオ機器としての設計思想を細部にいたるまで追求した。

また、直径12cmの大口径ディスクスタビライザーをトランスポート部に採用。ディスク面の振動に起因するジッターなどを低減する。筐体は剛性の高い重量級ダブルボトムシャーシ構造とし、音質に悪影響を与える外部からの不要な振動を徹底して排除した。

目新しいのが、DVDオーディオ再生時のサブウーファー出力への対応だ。バスマネージメント機能を使用しないDVD-AUDIOディスク再生の場合、従来は大型スピーカーでの再生が前提だった。本機に搭載した「SUB OUT端子」よりAVアンプの「SUB WOOFER端子」に接続することで、コンパクトなスピーカー環境下でも、迫力ある重低音を再生することが可能となる。

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

製品スペックやデータを見る
  • ブランドYAMAHA
  • 型番DVD-S2300
  • 発売日11月下旬
  • 価格¥120,000
【SPEC】●再生可能メディア:SACD(STEREO、MULTI CH)、DVD-AUDIO、DVD-VIDEO、DVD-R/RW(DVDビデオ規格準拠)、音楽CD、CD-R/RW(ファイナライズ必須)、CD-R/RWに記録されたMP3、ビデオCD、DTS-CD ●ダイナミックレンジ:SACD…108dB以上、DVD…103dB以上、音楽CD…99dB以上 ●S/N比:115dB (EIAJ) ●出力端子:RCA色差1、D1/D2端子1、S映像2、ビデオ1、光デジタル1、
同軸デジタル1、アナログ音声(2ch)1、アナログ音声(6ch)1、サブ・アウト1 ●外形寸法:435W×116H×350Dmm ●質量:8.7kg ●消費電力:28W