HOME > ニュース > ボーズ、同社初の6.1chスピーカーシステム「AM-16」

ボーズ、同社初の6.1chスピーカーシステム「AM-16」

公開日 2002/10/16 19:00
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
<左>新開発のベースモジュール <右>サテライトスピーカーのカットオフモデル
●ボーズ(株)は、東京・渋谷の本社にて、新型スピーカーシステム2機種の発表会を開催した。「33W4」に続き、もう一つの新製品「AM-16」をご紹介しよう。

本機は、型番の通り「AM-15」の後継機で、同社として初の6.1chホームシアタースピーカーシステム。同一特性を持つ小型サテライトスピーカー6本と新開発のベースモジュールにより、豊かなサラウンド再生を実現する。価格は198,000円、発売は11月20日。

サテライトスピーカーは従来と同じものだが、ベースモジュールは新たに開発。3本の13cmウーファーを同社独自のウェーブガイド構造内に配置することで、25Hzからの低音再生を実現した。また、重低音部分における最大音圧がアップしたため、入力信号に忠実な低音再生が可能となったという。ベースモジュールにはBASSとLFEの専用ツマミがあり、それぞれ独立して調整が可能。

ベースモジュールには、エネルギー効率にすぐれた定格220Wの低音専用ハイパワーGクラスアンプを内蔵。中高音は別のアンプを組み合わせて6個のサテライトスピーカーを駆動するアクティブ・パッシブ方式を採用した。合計7チャンネル分の低音再生を内蔵アンプが受け持つため、組み合わせるアンプの数が大幅に軽減されるだけでなく、ベースモジュールの低音再生に置いても歪み成分の軽減を実現している。

同社おなじみの高音質回路も多数備えている。すべてのチャンネルの低音信号をすべて電子回路で位相を整合させてから合成する「ベースパワーサミング」、どんな音量レベルでもバランスの取れた再生を提供する「PAP回路」、部屋の音響特性を正確に補正する「RAC回路」、突然の大入力にも音割れしない「コンプレッション回路」などを装備した。(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックやデータを見る
【SPEC】
<サテライトスピーカー>●ユニット構成:60mmドライバー×1 ●外形寸法:78W×157H×104Dmm ●質量:1.1kg
<ベースモジュール>●ユニット構成:13cmウーファー×3 ●定格出力:220W ●外形寸法:207W×415H×740Dmm ●質量:20.5kg