ボーズ、33WERとベースモジュールを組み合わせたHi-Fi用スピーカーシステムを発売

2002年10月16日
<左>ボーズ(株)代表取締役社長 佐倉住嘉氏 <左>33W4
●ボーズ(株)は、東京・渋谷の本社にて、新型スピーカーシステム2機種の発表会を開催した。

発表会の冒頭、同社社長の佐倉住嘉氏が登壇し、次のように語った。

「相変わらず国内の経済環境は逆風続きだが、『どんな悪条件の中でも需要は確実に存在する』というのがボーズの考え方。難攻不落に見える市場でも、しっかりとした方策を持ってアタックすれば成果は必ず得られる。我々はこの市場を米ケンタッキーの有名な金塊貯蔵庫『FortKnox』になぞらえ、強力な製品群を武器に、果敢に挑戦を続けていく。特に今回の新製品は、サイズを小さくしながら低音を増強することが実現できたと思っている。『3・2・1』からはじまり、『AM-33/44/55』と続いた“Explosion計画”の第3弾として、今回の新製品を強力にアピールしていく。また、第4弾、第5弾のExplosion計画も準備中で、近日中に詳細を発表する予定だ。」

続いて、同社セールス・マーケティング部の伊東氏が今回の新製品2機種の説明を行った。まず、すでに発表されているコンパクトスピーカー「33WER」と独自開発のベースモジュールを組み合わせたハイファイ用スピーカーシステム「33W4/33W4S」(12月1日発売、¥149,800)がお披露目された。

「33W4/33W4S」は、コンパクトなサテライトスピーカーとベースモジュールの組み合わせによる、同社独自の「アクースティマス・システム」を採用。ベースモジュールがすべての低音を受け持つことにより、省スペースと高音質の両方を実現している。また、サテライトスピーカーとベースモジュールのクロスオーバーポイントを約100Hzに設定。フルレンジスピーカーに極めて近い原理で構成された3ウェイ方式となる。

ベースモジュールは先日発表された「AM-33/44/55」に使用されているものと同一で、エンクロージャー内に2mにおよぶ共鳴管を折り曲げて内蔵。このウェーブガイド内部に16cm口径の防磁ドライバー4本を最適化配置することで、サイズの小型化と20Hzにおよぶ低音再生を実現した。また、このベースモジュールには定格出力240Wのスイッチングパワーアンプが内蔵されており、ボリュームレベルとスタンバイ電源は付属の赤外線リモコンでコントロールできる。なお、本ベースモジュールの単売は行われず、その予定も今のところ無いとのこと。

サテライトスピーカーに使われる33WERは、57mmウーファー2本と57mmトゥイーター1本の計3本を搭載したモデル。仮想同軸のレゾナンスマトリクスモデルにより、優れた音像定位を実現している。

なお、「33W4/33W4S」を購入したあと、55WERや33WERを買い足すことで、「AM-33/44/55」と同様のシステムを構築することもできる。

次項にて、もうひとつの新製品「AM-16」をご紹介する。(Phile-web編集部)


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【SPEC】
<サテライトスピーカー>●ユニット構成:57mmウーファー×2、57mmトゥイーター×1 ●再生周波数特性:75Hz〜20kHz ●インピーダンス:6Ω ●外形寸法:85W×405H×100Dmm ●質量:2.6kg
<ベースモジュール>●ユニット構成:16cmウーファー×4 ●実効出力:240W ●LPF周波数可変範囲:50Hz〜150Hz ●消費電力:98W ●外形寸法:370W×401H×399Dmm ●質量:27kg

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