【シャープAQUOS新モデル発表会】(5)質疑応答・全問全答を掲載!

2002年09月25日
●シャープ(株)は、同社の液晶カラーテレビ“AQUOS”シリーズの新製品7モデルを、東京都内で開かれた発表会にて公開した。

発表会で行われた質疑応答の模様を以下にご紹介する。なお、質問には、一部を除いて同社専務取締役である濱本氏が回答した。

■Q:サムスンが40インチを出して世界最大サイズとなっているが、あえて37インチを発表したのは?
■A:CRTテレビの最大サイズは36型、それより1ランク上のサイズということで37型を選択した。亀山工場が04年に稼働するので、その時には40インチ以上も導入する。

■Q:サイズ別の売上げ構成比を教えて欲しい。
■A:CRTテレビでは、30インチ以上が10%となっている。液晶では、将来的にこの数値を超えるのではないか。01年度は、20インチ以下の4対3タイプが95%を占めた。02年度上期は、20インチ以下が87%、30インチ以上が10%となっている。将来的には、30インチ以上が20%を超えると予想している。

■Q:これから、どのぐらいの画面サイズをメインとして展開するのか?
■A:亀山工場のガラスサイズは1500×1800で、30インチが8枚取れる。当然、ガラスサイズ的には60インチなども可能だが、コストもかかり、需要も少ないので現実的でない。PDPでは40インチ以下が6割を占めている。40インチ前半までが家庭で主に求められるボリュームゾーンではないか。

■Q:価格ターゲットと、その実現目標時期を教えて欲しい。
■A:1インチ1万円を04年末〜05年に達成できると考えている。

■Q:37型のスタンダードモデルでディスプレイとチューナーユニットをセパレートにした意味は?
■A:壁掛けにするには、重量を20kg程度以下に抑える必要がある。今回の37V型モデルでもスタンドを外すと20kgを切っているが、大型モデルは様々なAV機器と接続する機会が多いため、セパレートとした。一体型モデルの発売は今のところ考えていない。

■Q:22型モデルはACアダプターで、軽快さを損なっているような気がするが、ほかのモデルはどうなっているのか。
■A:22型と4対3タイプはACアダプター方式となっている。

■Q:1ビットアンプは小型モデルに搭載しないのか?
■A:22インチモデル以上には搭載していきたい。小型タイプについては、別のシステムを考えている。

■Q:海外の地域別出荷台数を教えて欲しい。
■A:01年度は海外への総出荷が122,000台、うち北米が70,000台、欧州が40,000台。02年度上期は、海外への総出荷が130,000台、うち北米が83,000台、欧州が35,000台となっている。

■Q:30インチの販売台数は?
■A:01年度は13,000台、02年度上期は15,000台。02年度下期は、30型と37型をあわせて59,000台を予想している。

■Q:本年度の総出荷台数が100万台ということだが、金額的にはどの程度を見込んでいるのか?
■A:ざっと750億〜800億程度ではないかと予想している。

■Q:AQUOSシリーズのこれからの開発テーマは?
■A:大きく分けて「高画質・高音質」「環境」「AV・ITとの融合」の3つだ。高画質・高音質化では、現在開発中の多くの要素技術を、できるだけ早い段階で1チップ化していきたい。AV・ITの融合では、次のターゲットはブロードバンドへの対応だと考えている。

■Q:各メーカーが液晶テレビに期待するほどには売れていない、という声もあるが。
■A:弊社の今年度100万台出荷は、かなり確度の高い数字だ。

(Phile-web編集部)

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