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ヤマハ前嶋常務は語る「ホームシアターはトータルソリューション。音楽再生にも好適」

公開日 2002/09/12 10:10
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ヤマハ(株)前嶋邦啓常務
●今夏、プロジェクターの第2弾も発表し、ホームシアター関連商品をますます充実させているヤマハだが、AVアンプのトップエンドモデルから“お茶の間シアター”、誰にでもすぐに楽しめるホームシアターサウンドシステム“シネマステーション”など、ユーザーの多様なニーズに魅力ある商品で応える姿勢は変わらない。同社ホームシアター事業のトップ前嶋邦啓常務に、ホームシアターの新しい魅力とその取り組みについて聞いた。

――最近のホームシアター市場をどう見ていますか。

「ここに来てホームシアターの大衆化がますます進んでいます。従来はホームシアターのサウンドフォーマットの進化や音にこだわりを持った方々が一つの需要の中心を形成していましたが、映像を軸にしてサウンドシステムを求める動きがますます広がっています。そんななか、ヤマハは音にこだわりを持った内容でユーザーのベネフィットをさらに追求していきます。」

――ホームシアターシステムの新しい側面も指摘されていますね。

「ユーザーズベネフィットの提供という点でマルチチャンネルオーディオにも注目しています。ホームシアターを楽しめるシステムは単に映画を楽しめるだけのものではありません。音楽も聴けます。むしろ実際のところは音楽を聴きたくなる頻度は高いといえるのではないでしょうか。その時ホームシアターの音のいい5.1チャンネルの装置でマルチチャンネルの音楽を聴くのも楽しいことです。」

――事業経営をどのように展望していますか。

「私の担当しておりますAV・IT事業は、お陰様でヤマハの中核事業になりました。音と音楽へのこだわりはヤマハの経営の理念であり、ホームシアターもまさにその上で成り立っています。ビジネスプロセスの品質を限りなく上げて、音へのこだわりにはさらに磨きを掛けてゆきます。人も資金も投資し、さらに事業の強化を図ります。」

(「Senka21」誌インタビューより抜粋。詳しくは10月25日刊行の11月号で)

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