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ビクター、世界初・リアルQXGA投射が可能なD-ILAプロジェクターを発売

2002/06/12
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DLA-QX1
●日本ビクター(株)は、同社独自のD-ILA素子を用い、世界ではじめてリアルQXGAの投射を可能にした業務用高精細プロジェクター「DLA-QX1」を発売する。価格はオープンだが、3,500万円前後での販売が予想される。レンズは別売となっており、組み合わせた場合は4,000万円前後での販売が見込まれる。

新開発1.3型D-ILA素子は、対角1.3インチの小型デバイス上に2048ドット×1536ドットの画素数を配列し、約320万画素の超高解像度を実現。SXGAの2倍以上、XGAの4倍もの高解像度を達成した。これにより、今まで不可能だったHDフルスペック(1920ドット×1080ドット)の映像をリアル解像度で表示できるほか、デザイン・CAD/CAM分野などにも対応する。

さらに、新デバイス採用に伴い、D-ILA素子のもつ垂直配向液晶技術を引き出す高精度新光学系を開発。コントラスト比1000対1以上を実現した。

また、各種入力信号に対応出来るようカードスロット方式を採用。RGBアナログ入力に対し10ビットA/Dコンバーターを標準装備し、HDTV信号に対してはYPbPrアナログ入力とHD-SDIデジタル入力を夫々オプションとして備え、1080/24pから1080/60iまでの信号を動き適応I/P変換により順次走査に変換する。(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドVICTOR
  • 型番DLA-QX1
  • 発売日6月12日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格3,500万円前後)
【SPEC】●消費電力:2,800W(200〜240V 50/60Hz AC) ●外形寸法:720W×951D×368Hmm(レンズ及びハンドル除く) ●質量:85kg(レンズ及びハンドル除く)