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オリンパス、新製品発表会でデジカメ戦略を明らかに

公開日 2001/09/13 17:38
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オリンパスの発表会で基本方針を語る代表取締役社長の菊川剛氏
●オリンパス光学工業株式会社は本日、新製品発表会を行い、デジタルカメラ新製品3機種の発表とともに、今後のデジカメ戦略についてを明らかにした。

同社のデジタルカメラの今年の連結売上は、1400億円(単独で1100億円)になる見込み。これは同社の27%を占めるトップ売り上げとなる。オリンパスではこんにちまで高画質を基本コンセプトにデジタルカメラ事業に取り組んできたが、今後は名実ともにデジタルカメラ事業を柱にするべく、体制を強化していく。

同社のデジタルカメラ事業は、市場のトップシェアを誇る。デジタルカメラのシリーズ「キャメディア」についての今後の戦略は、画像へのこだわりを追求するとともに、プリント行為を重要と考え、高画素化、小型化だけでなく、プリント画質を達成できることに重点をおいていくとのこと。

同社調べによると、デジタルカメラ市場は現在日本で205.9万台、全世界で1344.7万台規模となっているが、2005年には全世界で4000万台になると予測されている。オリンパスでは、ますます大衆化していくデジタルカメラ市場において、画質をあらためて提案していく方針だ。(Phile-web編集部)

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