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パナソニック液晶テレビ、PDP新製品発表会質疑応答

2001/09/13
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質問に応える戸田社長
●本日、松下電器産業鰍フ液晶テレビ、プラズマディスプレイの新製品発表会が行われた。発表会後、松下電器産業叶齧ア取締役AVC社社長戸田氏、松下電器産業鰹務取締役ディスプレイディバイス社社長大鶴氏、松下電器産業且謦役AVC社上席副社長坂本氏と、記者との間で質疑応答が行われた。同社の今後のディスプレイ戦略がうかがえる内容なので、一部を紹介する。

Q.今後、110度CSや地上波デジタル放送など、新しい規格の放送が登場してくるが、それらへの対応についてどう考えているのか?
A.折りこみ済みでスケジュールどおりに進んでいます。ただし、仕様はまだ終えていません。

Q.デジタルBSのリモコンが使いづらいという声が出ているが、何か対応は考えているのか?
A.どのようなリモコンが最もいいのか調査しており、リモコンのレイアウト見直しを考えています。また、リモコンなしで操作するという可能性も視野に入れています。

Q.PDPの1インチ1万円以下はいつごろ達成できるか?
A.2004年までには達成したいと考えています。

Q.PDPの省電力化の進行はどうか?
A.今度の製品ではだいぶ省電力化しました(37インチで277W)。CRT並みの電力に少しずつではあるが、近づいています。

次の質疑応答はホームシアターファイル編集長大橋との間で交わされた。

Q.御社の戦略として、11〜22インチはLCD、15〜36インチはCRT、37〜50インチはPDPで展開していくとおっしゃっていましたが、30〜36インチの間でPDPを出す予定はありますか?
A.30〜36インチはCRTが最も実力を発揮するサイズです。ですから、このサイズではCRTを出すのが理に適っていると思います。ただし、薄型テレビを求める市場の声もありますから、それも視野におさめていきたいと考えています。

Q.80インチや100インチという大画面の世界、つまりプロジェクターについてはどう考えていらっしゃいますか?
A.今月中に液晶プロジェクターの戦略モデルを発表する予定です。

(ホームシアターファイル編集部ディスプレイチーム)

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