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いよいよ具体的に動き出した新生オンキヨー製品

新生オンキヨー第1弾「TX-RZ50」を試聴! 開発の背景や“日米関係”をスタッフに訊く

2022/09/20 編集部:小野佳希
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米国Premium Audio Company,LLC(PAC)グループの一員となり、新たなスタートを切ったオンキヨーのホームAV製品群。本格再始動の第1弾となるAVアンプがまもなく発売されるが、そのラインナップ中での最上位モデル「TX-RZ50」の実機を試聴することができた。担当者に製品開発の背景などを訊くこともできたので、音質とともにレポートしたい。

TX-RZ50

■いよいよ具体的に動き出した新生オンキヨー製品



今回話をうかがったのは、オンキヨーテクノロジー(株)の渡邉彰久氏。同社はPACとシャープが合弁で設立した会社で、もともとオンキヨー製品を展開していたオンキヨーホームエンターテイメントから、ホームAV機器分野におけるブランド使用権を譲渡され活動している。今回の「TX-RZ50」を始めとする製品群が、オンキヨーテクノロジーによるオンキヨー製品第1弾というわけだ。なお、イヤホンなどのポータブル製品については別の企業にブランドライセンスを貸与しており、オンキヨーテクノロジーは同事業には直接関与していない。

オンキヨーテクノロジー 渡邉氏

以前に掲載したPAC首脳陣のインタビュー、そして過日の製品発表会でも強調されていたように、新生オンキヨーによるものづくりのキーワードが『オンキヨーのDNA』だ。オンキヨーテクノロジーには、オンキヨーホームエンターテイメントで活動していたエンジニア等のスタッフが移籍してきており、脈々と受け継がれてきた『オンキヨーのDNA』を持った製品開発体制が維持されている。

また、製品開発もPACが頭ごなしに決定するのではなく、オンキヨーテクノロジーが確固たる意志を持って企画立案し、PACもそれを尊重しているとのこと。渡邉氏は「日本(オンキヨーテクノロジー)とアメリカ(PAC)で毎週のようにミーティングをしています」と、密に連絡を取り合い、日米の良好な協力関係の下で製品企画がなされていると説明する。

そして、4K解像度でのテレビ放送や動画配信も当たり前になり、HDMI 2.1対応のテレビも増えつつあるなど、映像の世界が高度化していることに言及し「映像の進化に音もついていかないといけません」とコメント。「現状、ホームシアターで最高の音環境を構築するにはAVアンプでのマルチチャンネルが必要です。最高峰の体験をお客様に届けられるようにしたいのです」と言葉を続け、新生オンキヨーの第1弾製品にAVアンプを選んだ背景を説明した。

今回の取材ではKlipschのスピーカー「Referenceシリーズ」をメインに組み合わせた

■「オンキヨーは音の位相を大事にしている」



「TX-RZ50」は、9.2ch対応のAVアンプ。「5Hz〜100kHzまで出力しリアルな音像を再現するスピーカー制動力を備えたハイパワーアンプと、それをサポートし理想的な視聴空間を実現するDirac Liveを搭載した、最高のホームシアター体験を実現するモデル」だとアピールしている。

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