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音場補正技術「Dirac Live」も搭載

Integra、HDMI 2.1対応の9.2ch AVアンプ「DRX-3.4」。カスタムインストール向け各種機能搭載

2022/08/03 編集部:小野佳希
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Premium Audio Company,LLC(PAC)は別項のとおり、オンキヨーやパイオニア製品などの国内販売に関する事業戦略説明会を開催。具体的な製品発売時期などを明らかにするなどした。本稿では、Integraブランド「DRX-3.4」の詳細について紹介する。

DRX-3.4

DRX-3.4はカスタムインストーラーおよび住宅販路専用モデルの9.2ch AVアンプで、9月の発売を予定。PCブラウザ経由で機器設定やステータス表示ができる「Web setup」や「HDMI診断機能」など、インテグレーション作業の効率化に配慮した機能を搭載している。

HDMIは入力7系統と出力2系統を装備し、HDMI 2.1に対応。背面の6入力がHDMI 2.1 (ALLM/VRR/HDR10/DSC/QFT/QMS/HDCP2.3)、リア1 - 3入力は40Gbps(非圧縮で4K/120Hz 4:4:4/10bit, 8K/30Hz 4:4:4/10bit)、リア4 - 6入力は24Gbps(非圧縮で4K/120Hz 4:2:0/12bit, 8K/30Hz 4:2:0/12bit)に対応する。フロントのHDMI入力はHDMI 2.0対応となる。

ドルビーアトモス、DTS:Xに対応。バーチャルサラウンド技術「Dolby Atomos Height Virtualizer」や、イネーブルドスピーカーを使用した場合の位相を最適化する「AccuReflex」も搭載している。

複数のリスニングポイントで測定することで広いエリアのスイートスポットを実現するという音場補正技術「Dirac Live」を搭載。FIRフィルターにより、空間の反射音含めた周波数特性・位相特性を補正し、音の定位、明瞭さ、リスニングエリア全体の音響特性を改善するという。

専用パーツを搭載したディスクリート、ローインピーダンスアンプ回路や、優れた瞬時電流供給能カを実現するというハイパワートランス「H.C.P.S」(High Current Power Supply)を搭載。デジタル回路も徹底したノイズ対策を行っているとのこと。ほか、位相ズレを防ぐ「ノンフェーズシフト」設計や、デジタルノイズを除去する独自回路「VLSC」も採用している。

最大DSD 11.2MHzまでのハイレゾ音源再生にも対応。Wi-FiやBluetooth機能も内蔵し、aptX HDによるBluetooth送信機能にも対応している。また、AirPlay2にも対応するほか、Spotify/Amazon music/Deezer HiFiといった音楽ストリーミングサービスやインターネットラジオ(Radiko/TuneIn)もサポート。ワイドFM/AMラジオチューナーも搭載している。また、Chromecast built-inにも対応している。

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